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フジテレビ“やり直し会見”10時間半が驚きの高視聴率13.1%! アンチ層が押し上げた?どんな人が見ていた?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月29日 10時58分

フジテレビ“やり直し会見”10時間半が驚きの高視聴率13.1%! アンチ層が押し上げた?どんな人が見ていた?

辞任したフジテレビの港浩一前社長(C)日刊ゲンダイ

 1月28日の午前2時台まで行われたフジテレビの「やり直し会見」。10時間半という異例の長丁場会見の様子はフジテレビの放送地域では最後まで放送され、午後7時から午後10時までの放送の世帯平均視聴率は13.1%(関東地区、ビデオリサーチ)を記録したと各メディアが報じた。

 長時間にわたって記者会見を放送したため、同局系では本来放送されるはずの月9ドラマ「119 エマージェンシーコール」の第3回などが軒並み放送中止に。会見の世帯平均視聴率は同ドラマの第1回の7.3%及び第2回の7.6%を超え、「怪我の功名」とでも言うべき高い視聴率を獲得した。

 実際、X(旧ツイッター)を見ると、《普段あんまり見ないけど今日はフジテレビめっちゃ見てるぞ!》といった、会見を行っているが故に普段は見ないフジテレビを見てしまったとの声は多い。また、同局の放送にACジャパンのCMが目立ち始めた20日頃から、《AC〜のCM見たいからフジテレビでも見るか》といった声がXに目立ち始めた。

 今回の結果はフジテレビの非常事態を喜ぶアンチ層が皮肉にも視聴率を押し上げたようにも思えるが、ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「それなりどころではない数の『普段はフジを見ない人』が見ていたことは想像に難くない」としつつも、「その層は恐らくアンチではない」と分析する。

■「今後、フジテレビはどうなっていくのか?」が気になった人たち

 井上氏はフジテレビのアンチについて、フジテレビに対するデモ行為が発生した2011年よりも古く、「そもそもは2002年の日韓サッカーワールドカップの時からネット上に存在していました」と、その歴史は古いと明かす。そして、「一方、今回視聴率を押し上げた方の中にはそのような方は少なかったと思います」と指摘する。

「今回は経営陣の答え方によってはフジテレビの存亡にかかわる会見ですが、同局が滅ぶと決まったわけではない以上、それを喜んで見ていた層はアンチではないでしょう。恐らく、フジテレビに対する感情はフラットで、普段はフジテレビを見ておらず、かつ、『今後、フジテレビはどうなっていくのか?』が気になった人たちだと推測しています」

 一方、ACのCM見たさにフジテレビを見ている層については、「フジテレビが広告を失うという窮状を楽しみに見ている人たちですので、今回の視聴率躍進とは無関係の可能性が高いでしょう」とも語る。最後に、井上氏は会見が長時間にわたったことについて、放送中に「#フジテレビかわいそう」といったハッシュタグが発生したことについて、普段はフジテレビを見ない層が影響を及ぼした可能性を指摘する。

「会見の最中には質問が糾弾調になるなどマナーが疑われる記者が散見されました。このような記者たちは、『フジテレビがどうなるかが純粋に気になる人たち』にとって目障りな存在だったと推測されます。そのような思いが『#フジテレビかわいそう』というハッシュタグとして表われた可能性はあると思います」

 フジテレビは普段は自局を見ない層から同情をもらったということか。

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