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フジ10時間半会見が突破口に? 旧安倍派会計責任者「参考人招致」渋る自民に《老いたフジの経営陣ですら懸命に質問に答えていた》

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月29日 13時32分

フジ10時間半会見が突破口に? 旧安倍派会計責任者「参考人招致」渋る自民に《老いたフジの経営陣ですら懸命に質問に答えていた》

参考人招致しかない(C)日刊ゲンダイ

 平均世帯視聴率(速報値)は13.1%(関東地区・ビデオリサーチの調べ)だったという。芸能界引退を表明した元タレントの中居正広(52)と女性のトラブルを巡る問題で、フジテレビが27日午後から10時間余りに渡って報じた会見のことだ。

 かつてテレビ東京で放送されていた新春恒例の12時間ドラマ「新春ワイド時代劇」を思い起こさせる長時間番組となったが、フジで高視聴率コンテンツと言われる「サザエさん」ですら世帯視聴率は10%前後だから、それだけ世間の関心が高かったということだろう。

 会見では記者の怒声が飛び交うなどルール違反の様子や、年齢層の高い経営陣らが一つ一つの言葉を絞り出すような場面も見られ、視聴者から《おじいちゃんをいじめるな》《お年寄り経営者が倒れそう》といった声が飛び交う展開に。

 ただ、そんな「ぶっ続け会見」が国会にも“いい意味”で影響を及ぼしているという。

■参考人招致が実現すれば国会中継も高い視聴率に?

 与野党は現在、衆院予算委員会理事懇談会で、自民党派閥の裏金事件で有罪が確定した旧安倍派会計責任者(当時)の参考人招致について協議中。立憲民主党などは招致の議決が予算審議を進める条件としており、招致の議決は全会一致が慣例だ。

 公明党は採決に進めば賛成する方針を固めているが、自民党は招致への反対姿勢を崩していない。このため、28日の理事懇後、安住淳予算委員長(63=立憲)は記者団に「このまま放置するなら私が判断する」と断言。委員長職権で採決に進む可能性を示唆しているのだが、フジの会見の視聴者とみられる人のSNSにはこんな投稿がみられる。

《老いたフジの経営陣ですら懸命に質問に答えていた。自民も裏金の全容解明のために参考人招致に応じるべき》

《フジですら10時間余りの会見。旧安倍派会計責任者の参考人招致は20時間ぐらいやっても構わないのでは》

《ダメ出しされているが、それでもフジ経営陣は会見に応じた。自民も会計責任者の参考人招致に応じ、それでも答えないなら証人喚問》

 旧安倍派会責任者の参考人招致が実現すれば、国会中継も高い視聴率をたたき出すのは間違いない。

  ◇  ◇  ◇

 終わらない自民の裏金問題。●関連記事【もっと読む】で『公明党また自民党に反旗!裏金事件で有罪確定の旧安倍派会計責任者「参考人招致」に賛成の狙い』【さらに読む】で『フジテレビやり直し会見「大失敗の本質」…危機管理の専門家も「ますます不信感を募らせる結果に」』とバッサリ》を取り上げている。

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