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田中将大にわらわら群がる巨人の"メジャー予備軍”たち…エース戸郷は《僕らとしてはプラスでしかない》

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月29日 17時12分

田中将大にわらわら群がる巨人の"メジャー予備軍”たち…エース戸郷は《僕らとしてはプラスでしかない》

田中将大(左)と戸郷翔征(C)共同通信社

 巨人が昨28日、宮崎市内で一軍合同自主トレを開始した。

 楽天から移籍した日米通算197勝の田中将大(36)も参加。キャッチボールやランニングなどをこなし、「自分のペースを守ってやりたい」と前を向いた。

 練習の合間にはエースの戸郷翔征(24)と15分ほど話し込んだ。田中は「調整の仕方とか。あとは自分の経験上の話をしたって感じ。若いとか年取っているとか関係なしに、いろんな選手とそういう話ができればいい」と楽天、ヤンキースで18年間プレーした経験を後輩に伝授することを誓うと、戸郷も「普段の調整法や今までの経験を話した。あれだけ成績を残している方なので聞くことばかり、教わることばかりで、僕らとしてはプラスでしかない」と目を輝かせた。

 さる球界関係者がこう言った。

「戸郷は自主トレ初日に田中が新天地で孤立しないよう、真っ先にコミュニケーションを取った。エースとしての自覚は十分だが、昨季15勝の菅野が抜けた先発陣の穴を埋めてくれる仲間が加わったというより、2013年に楽天で24勝0敗の成績をあげた際の調整法や、ヤンキース時代の経験談を聞きたい方が勝っているのではないか。巨人には『いずれメジャー』を公言している“予備軍”が多いですから」

 こちらもメジャー志望の大勢(25)は「(宮崎で)親睦を深められれば」と田中やマルティネスら新戦力組のための「投手親睦会」を開催する計画を明かしている。

「投手では一軍スタートの山崎伊、堀田、西舘らの若手も田中の話が聞きたいだろうし、野手では主砲の岡本もメジャー志望だから、田中のヤンキース時代の話に興味津々。キャンプ中に話ができる機会を虎視眈々と狙っています」(前出の関係者)

 宮崎入りした前日27日の夜には、市内の焼き肉店で全体の決起集会が開かれた。田中は「食事会があったのはありがたかった。そこでけっこう話ができた。(調整が)急加速することはないと思う。徐々に徐々にためていきながらステップアップすることができれば」と語ったが、新天地で若手に頼られれば悪い気はしないだろう。メジャー予備軍が田中に群がる現象に球団はヒヤヒヤしているかもしれないが……。

  ◇  ◇  ◇

ところで、巨人と言えば来オフのメジャー挑戦を目論む岡本が話題だが、メジャーではヤクルト村上とどちらの方が高く評価されているのか。識者や米スカウトが占う「リアルな数字」とは、いったいどのようなものなのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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