「SMAP再結成を潰された！」中居ファン陰謀論の驚愕 「メリーとジュリーの目的は…」の投稿に群がる

引退した中居正広氏（Ｃ）日刊ゲンダイ

　衝撃の中居正広氏（52）の引退から数日が経った。国民的スターの突然の別れに、いまだにやるせない気持ちを持つ人は数え切れない。そのためか、中居氏の女性トラブル発覚に関して、ファンの中でもさまざまな憶測が飛び交っている。あるSMAPファンはXにこんなポストをした。

《結局、メリーとジュリー、白波瀬の最終目的はこれだったのではないかと。中居くんがいる限り、SMAPの再結成の可能性があり、地図の3人の活躍ぶりを見て、可能性が高まったかと思ったのか？　示談成立の事案を何故この時期に蒸し返されたのか？　何としても中居くんを潰したい力が働いたようにも感じる》

　要約すれば、中居氏を潰して、SMAPの再結成をさせないために、旧ジャニーズ事務所元副社長の故・メリー喜多川氏、同前社長の藤島ジュリー景子氏、同前副社長の白波瀬傑氏の影響力が働いたと読み取れる。芸能関係者が話す。

「すでに死去しているメリー氏が亡霊として蘇り、『中居を潰せ』と指示を出したのでしょうか。もしジュリー氏、白波瀬氏に今もそれほどの権力があったら、そもそもジャニーズが潰れてないと思うのですが…」

　この投稿は1月29日午前10時現在で41.5万以上のインプレッションを獲得しており、この声に同意するファンも多数現れている。ファンになりすましている人が誹謗中傷をしたり、陰謀論を書いたりしているという意見もあるが、どうなのか。

「中には、ファンのなりすましもいるでしょうけど、あくまで少数ですよ。誹謗中傷や陰謀論を書いている人の過去の投稿をさかのぼれば、わかります。そういう意見を言う人はもっと全体を俯瞰してほしい。ごく僅かの人を、あたかも多数のように置き換えないほうがいい」（芸能記者）

■ジュリー氏にSMAP再結成を潰せる力があればジャニーズも安泰だったはずなのに…

　中居は2016年のSMAP解散後もジャニーズ事務所に残っていたが、2020年に独立した。

「退社したため、『中居潰し』という発想が出てきたのかもしれませんが、彼は独立後も事務所と良好な関係を築いていました。だから、大手メディアはジャニーズのタレントと同じように、中居にも忖度していましたよ。今回の件は、さすがに庇いようがないので、いわゆる"御用メディア"も厳しく報じていますが」（前出の芸能記者）

　10年前と比べ、現在はSNSの影響を無視できない世の中になっている。

「何でも思いの丈を叫べばいいわけではない。思い込みの強い一部のジャニオタは何かを書けば書くほど、世間から離隔すると知ってほしいし、投稿前に現実を思い出してほしい。少し考えれば、『メリーさんはもう亡くなっているな。ジュリーさんや白波瀬さんが権力を持っていたら、ジャニーズは潰れないな』と気付くと思います」（前出の芸能関係者）

　全てのアイドルファンが現実離れしているわけではない。

「中居を応援してきた中も、冷静に状況を把握して、本人の過ちを認めているファンもたくさんいる。ただ、残念ながら、暴走を抑えきれないファンもいる。ファン心理として、ロスに苦しみ、拠り所を探したい気持ちはわかります。ただ、そうした自分を抑制することも大切でしょう」（前出の芸能記者）

　ファン同士の私的な会話で、気を紛らせる分にはいい。しかし、誰もが見られるSNSには熟考してから投稿した方がよさそうだ。

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　旧ジャニーズ事務所が消滅してから2年以上が経つのに、いまだにファンに大きな影響を与える故・メリー氏とジュリー氏。関連記事【あわせて読む】“ジャニーズ解体”会見欠席の藤島ジュリー景子氏の手紙で母メリー氏の“毒親”ぶりが明らかに…も一緒にご覧ください。