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今年のロッテは期待大!“自己チュー” 佐々木朗希が去って《ようやくチームがひとつに》の声【2025年プロ野球キャンプの見どころ】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月2日 11時0分

今年のロッテは期待大!“自己チュー” 佐々木朗希が去って《ようやくチームがひとつに》の声【2025年プロ野球キャンプの見どころ】

佐々木朗希(C)日刊ゲンダイ

 沖縄の石垣島でキャンプをスタートさせたロッテ。

 昨年、初めて2ケタ勝利(10勝)をマークした佐々木朗希(23=ドジャース)の穴埋めが大きな課題といわれるが、オフにFAで獲得した石川柊太(33)は戦力としてデカい。

 ソフトバンクの11シーズンで56勝41敗。18年と20年に2度、2ケタ勝利をマークし、昨年もローテーションの一角としてリーグ優勝に貢献した右腕だ。

 最大の武器である落差が大きく、なおかつ鋭く沈むパワーカーブは強風のゾゾマリンで威力を増す。投手にとって向かい風の中、投げることによってより大きく、不規則に変化するからだ。ゾゾマリンでは通算7勝1敗。昨季は2勝0敗、防御率0.00だった。

「戦力面のマイナスは石川で補えるし、佐々木がいなくなったメリットは計り知れない」と、ロッテOBがこう続ける。

「佐々木は体力不足で登板間隔が一定ではなかったうえ、いつ離脱するか分からないのが実情でした。そのシワ寄せが他の先発投手たちにいっていた。ローテがズレれたために、いつも通りの調整ができない先発陣はたまったもんじゃなかったはず。それに佐々木はチームの勝利のために無理をすることがほとんどなかった。常に自分中心、ひとりだけ勝利とは別の方向を向いていたため、見るに見かねたベテランから説教されたこともあるほど。佐々木がいなくなって、ようやくチーム一丸となるのではないか」

 佐々木の穴埋めにメドが立ちそうなばかりか、彼がいたがゆえのマイナスまで解消されそうな雲行きなのだ。

 キャンプイン前日の31日、ロッテは今季のスローガンを「その全ては、勝つために。」にすると発表した。

「全ての日々の行動を勝ちに結び付けて欲しいという気持ちで決めました。勝つために何をしたらいいかを考えながら行動して欲しい」

 こう話す吉井監督は今季の主将に藤岡(31)を指名。ロッテが主将を置くのは2年ぶりで、「若い選手たちの手本になるし、チームも前に進んでいけると思う」(吉井監督)。

 今年のロッテは期待できそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 ●関連記事には他球団の見どころをピックアップ。野球ファンは必見だ。

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