広島は貧打に改善の兆しアリ…小園海斗はケガの功名で打撃開花、期待のドラ1も視界良好【2025年プロ野球キャンプの見どころ】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月1日 9時26分
小園海斗(C)日刊ゲンダイ
昨季は9月を首位で迎えたものの、1カ月で20敗を喫して4位に沈んだ。チーム打率.238、本塁打52本はいずれもリーグワースト。415得点も同5位という貧打に泣いた打線が「大変身」する可能性があるという。
まずは小園海斗(24)だ。昨季5月に打率.368、15打点の活躍で自身初の月間MVP。最終的に143試合フル出場し、打率.280、2本塁打、61打点、13盗塁と躍動した。オフには侍ジャパンに選出され、プレミア12でも打率.387、12安打、2本塁打と打ちまくった。広島のチーム関係者がこう言う。
「昨年、不安定だった遊撃をクビになり、三塁に回ったことで守備の負担が激減し、持ち前の打撃が開花した。遊撃には守備のいい矢野がいるので、開幕から三塁に専念できる今季は昨季以上の成績を残せるのではないか」
もう一人は、ドラフト1位・佐々木泰(22=青学大)である。
昨秋の明治神宮大会で左肩を脱臼するも、順調に回復。キャンプは二軍スタートとなったが、「新人合同自主トレでフルメニューを消化するなど、準備は整いつつある。ドラ1だと、どうしても飛ばしがちだが、二軍スタートだから、じっくり調整できる。新井監督は日南での1次キャンプ中の一軍合流も示唆しています」(同)
将来の中軸候補である佐々木が早々にレギュラーを掴めば、貧打解消どころか、打のチームへの転換にもなる。そうなれば「嬉しい誤算」だ。
昨年10月に右肘手術の守護神の栗林良吏(28)は開幕に間に合うかは不透明。抑えを含め、リリーフ陣には一抹の不安が残るだけに、「打」の赤ヘル軍団で出直せるか。
◇ ◇ ◇
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