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若手の芽を摘む? 巨人・田中将大の活躍次第で崩れ去る「阿部構想」【2025年プロ野球キャンプの見どころ】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月1日 9時26分

若手の芽を摘む? 巨人・田中将大の活躍次第で崩れ去る「阿部構想」【2025年プロ野球キャンプの見どころ】

田中将大(C)日刊ゲンダイ

 楽天から巨人に加入した田中将大(36)が1月31日、春季キャンプスタートに向けて宮崎神宮を参拝した。

 巨人のユニホームを着て初めてのキャンプを迎える。「新しいチームに来て、何もかもが初めてのことなので、キャンプの流れもそうだし、施設も初めてなので、最初は慣れることに精いっぱいだと思うけど、しっかり練習していきたい。違うチームでこういう行事をしてるっていうのは新聞とかで見ていたので、『これか』っていう気持ち」と白い歯を見せた。

 楽天に在籍していた昨季はわずか1登板で0勝に終わったが、巨人での合同自主トレでは、今年に入って5度のブルペン入り。立ち投げだけでなく、捕手を座らせての投げ込みも行うなど、精力的に調整を続けている。

 キャンプイン後は、「魔改造」で菅野を復活させた名伯楽の久保巡回投手コーチとフォームの修正を行う予定。日米通算197勝と実績があり、今のところケガもしていない。当然、球団も戦力として期待している。

「本人は自分のペースでと言っているが、新天地でのアピールもあるし、早めに仕上げたい意向もあるでしょう。投球フォーム改造と早期仕上げで、開幕ローテ入りの可能性も十分ありそうです」(巨人OB)

 開幕ローテ争いは、戸郷、山崎、グリフィン、井上、赤星らがしのぎを削っており、田中がそこに加われば盤石と思いきや……。

「昨季井上が8勝を挙げてブレークしたように、阿部監督はローテの6人目で田中と若手の有望株の併用も考えている。田中の登板間隔を十分に空けながら、2023年ドラ1の西舘や堀田、育成あがりの京本らも使いたい。しかし、田中が好調でフル回転ともなれば、彼らの出番はなくなり、育成も遅れかねません」(同)

 田中が活躍してくれるに越したことはないものの、やり過ぎても困るーー。阿部監督も内心、複雑だろう。

  ◇  ◇  ◇

 ●関連記事には他球団の見どころをピックアップ。野球ファンは必見だ。

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