藤川阪神にOBからの“雑音対策”…口うるさい岡田前監督、YouTuber掛布雅之氏の動向はいかに【2025年プロ野球キャンプの見どころ】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月1日 9時26分
藤川球児監督(C)日刊ゲンダイ
阪神の藤川球児新監督(44)が1月31日、キャンプに向けて沖縄入り。空港で地元関係者から歓迎を受けた。
昨季2位の阪神はこのオフ、目立った補強の動きはなし。FA権を取得した大山、坂本らが残留したものの、投手2人、野手1人の新外国人選手を獲得した程度だ。2年ぶりの優勝に向け、現有戦力の底上げは不可欠だ。
「球団は、就任1年目の藤川監督が思う存分動けるよう手を打っています」とは、コーチ経験のある球界OBだ。
キャンプでは球団OBを中心とした評論家諸氏が現地を訪れ、新戦力や練習内容などを論評する。特に阪神は熱狂的なファンとメディアを抱えており、監督が批判を浴びるケースは少なくない。
「藤川監督は指導者経験がないにもかかわらず、44歳という若さで就任。中堅以上のOBからはやっかみの声も出ており、『練習が緩い』『選手に甘い』など、アレコレ言われる恐れもある。中でも一番口うるさいのが、一昨年にリーグ優勝、日本一に導いた岡田彰布前監督です。ただでさえ歯に衣着せぬ発言をするうえ、昨季まで実際に指揮をとった。そんな名将から何か言われようものなら、藤川監督も黙って聞くしかない。しかし球団は昨オフ、岡田前監督に『オーナー付顧問』のポストを打診。名誉職ながら年俸1000万円以上といわれる好待遇で迎え入れた。岡田前監督も何か思うことはあっても、球団に属している以上は表立って批判できないでしょう」(前出のOB)
もう一人の大物OBである掛布雅之氏は昨年末、OB会長に就任。こちらも自身のYouTubeチャンネルなどで舌鋒鋭いが、偶然にも藤川監督が昨年まで契約していた報知新聞の評論家を務めており、基本的には援軍に回るとみられる。
岡田、掛布という「大物2トップ」が揃って大人しければ、他のOBも批判しづらいムードになるだろう。藤川監督は“雑音”を気にすることなくキャンプを完走するか。
◇ ◇ ◇
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