重圧から解放された山川穂高に他球団もソフトバンクも戦々恐々…「下半身」に看過できない懸念あり
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月3日 11時17分
山川穂高(C)共同通信社
2年目の“挨拶”はド派手なものになった。
昨2日、ソフトバンクの山川穂高(33)が今キャンプ初のランチ特打を行い、60スイング中26本の柵越え、うち2本が場外弾と圧巻のパワーを見せつけた。
西武から移籍1年目の昨年キャンプは不祥事の直後という事情もあり、あまり自己主張をせず、「よそゆきモード」。それでもシーズンでは本塁打を量産し、34本、99打点で2冠に輝いた。
もろもろのプレッシャーから解放された今季はどれだけ打つのか。ライバル球団は戦々恐々だが、なぜかソフトバンクも山川には戦々恐々だという。
球団OBは「昨季の反動で、故障しないか心配です」と、こう続ける。
「山川は両足にバクダンを抱えていますからね。過去には両足首、両太もも、右ふくらはぎに故障歴があり、西武時代もそれで何度か戦線離脱している。それが昨季は2019年以来となる全143試合に出場。キャンプからやたらハッスルしていたので、1年もつか不安だったほどです」
20、21年は102、110試合。22年は129試合に出場し、23年は不祥事の影響もあり、わずか17試合の出場にとどまった。
「23年はWBCに出場した疲労もあったのか、開幕直後に下半身を痛めて登録抹消。結果的にその年は『開店休業』だったことで、体に負担もかからず、それが昨季の全試合出場につながったのではないか。事情が事情だけに、ちょっとやそっとのケガを申告しにくかったのも事実でしょう。今季はそうした引け目がなくなり、まして昨季のダメージもどこまで癒えているのか……」(球団OB)
昨季は3番栗原、4番山川、5番近藤の不動のクリーンアップで4年ぶりリーグVを達成したソフトバンク。近藤もケガの多い選手だけに、今季は中軸も臨機応変なオーダーとなりそうだ。
◇ ◇ ◇
昨季の山川と同じように入団に際し逆風が吹き荒れているのが上沢直之だ。球団は昨季の山川と同様、「特別な配慮」をしているという。いったいどういうことか。その「中身」とは――。
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