近藤真彦がAC広告で“返り咲き”のなぜ? 25歳年下女性と不倫報道の末、旧ジャニーズ事務所を退所
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月4日 11時3分
(C)日刊ゲンダイ
「フジテレビ問題」で現在、同局のCMはACの広告だらけ。「なかやま検脈!」に出演し、急に露出が増えたなかやまきんに君(46)には“食傷気味”とのコメントが溢れているが、対照的に人気上昇中なのが近藤真彦(60)だ。
同じくACの「難聴啓発キャンペーンCM」で露出が増え、好感度は爆上がり。マッチの昔の動画をYouTubeで掘り起こして鑑賞する若者も現れるなど、知名度を上げている。
近藤といえば、2020年11月に「週刊文春」で25歳年下彼女と5年にも及ぶ不倫が報じられ活動自粛に。翌月に予定されていた自身の40周年記念イベントや関連したメディア露出などはすべてキャンセルに。当時、所属していたジャニーズ事務所に多大な損害を与えたにもかかわらず、翌年4月に同事務所を退所。会見を開くわけでもなく、周囲に報告することもなく、アッという間にドロンしてしまう身勝手さで、後輩の東山紀之(58)も「退所のコメントも薄っぺらく感じる」と痛烈批判するほどの退所劇だった。
ところが、23年に性加害問題でジャニーズ事務所が崩壊すると、そのあまりのインパクトの大きさを前に、近藤の件はウヤムヤとなり、なかったことに“上書き”されてしまった。
■性加害報道に巻き込まれずに済んだおかげ
芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。
「近藤さんの退所は、事務所、後輩、ファンをないがしろにして逃げてしまったに等しく、後足で砂をかけるような退所でした。ところが、今は年相応のちょっとコミカルなCMで、いいオジサン、カッコいいオジサンに変わった。なんだかんだで、一番得をしたのはマッチでしょう」
元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏もこう付け加えた。
「不倫で早々に事務所を出たおかげで、性加害報道に巻き込まれずに済むというのは強運のなせるワザ。ACの慈善活動的なCM出演で“いい人”に映り、1周回ってマッチが可愛く見えてしまっている。中高年世代が知るテレビの価値観が崩れ、すさんだ心に、古き良き昭和アイドルのままのマッチが登場してホッとしてしまった感があります。テレビ界には不思議な浮き沈みがあり、いつも出ている人が飽きられ、干されていた人がなぜか浮上して魅力的に見える時があります。テレビマンはそういう流れを経験しているので何事も“時が経てば”的な感覚を持ちがちで、反省しない傾向がある。しかしながら、今回のフジテレビ問題はもうそうはいかない、反省が求められます」
マッチとフジテレビ……共通するのは“お気楽気質”だったということか。
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