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中日・井上新監督の「地獄のノック」が話題だが…「失神ノック」の落合博満元監督はどう見るか

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月4日 11時32分

中日・井上新監督の「地獄のノック」が話題だが…「失神ノック」の落合博満元監督はどう見るか

中日・井上一樹新監督(C)日刊ゲンダイ

 練習予定表に記された「Dirty Hustle 99」なるメニューが、ちょっとした話題になっている。

 井上一樹新監督(53)の背番号にちなんで名付けられた特別練習。指揮官自らノックを打つもので、キャンプ2日目の初導入に続いてこの日(3日)は涌井秀章(38)、柳裕也(30)、斎藤綱記(28)の3投手が約40分かけて「50回連続ノーエラー」のノルマをなんとかクリアした。

 メディアは「地獄のノック」などと形容しているが、中日といえば落合博満元監督時代の猛練習が語り草だ。落合政権でコーチを務めた評論家の秦真司氏はこう振り返っている。

「まず驚いたのは打撃練習だ。グラウンドや室内練習場など10カ所ほどでローテーションを組んで6時間~8時間、ぶっ続けで行うのだ」

「(井端、荒木、森野は)朝のウオーミングアップ時にすでにユニホームは泥まみれ。早朝から2時間の特守をこなした後だった」

 落合監督自らノックバットを握り、延々と続いた特守に、井端や荒木は倒れ込み、森野は失神寸前まで追い込まれた。

「井上監督のメニューは投手を対象にしているとはいえ、落合元監督は、ここ10年で9度もBクラスに沈む古巣の低迷について聞かれるたびに、『練習させるしかないだろ』と繰り返している。失神ノックをやった就任当初の20年前とは時代が違うものの、厳しさを前面に出した立浪前監督ですら、キャンプの練習量は落合監督時代の半分、といわれ、3年連続最下位で退任した。井上新監督は熱さと厳しさを持ち合わせたタイプとはいえ、落合元監督は覚醒が期待される若手の石川が筋肉の張りで試合を欠場したと聞けば、『練習が足りないってこと。ケガするまでやらせればいい。そうすれば、なんでケガをしたのか自分でも分かる』と今も平気で言ってのける人ですからね。話題の『Dirty Hustle 99』にも苦笑いしているかもしれません」(中日OB)

 チームは3年連続最下位。猛練習が必要なのは確かだろう。

  ◇  ◇  ◇

 中日といえば、小笠原慎之助のナショナルズ入りが決まり大きな注目を集めた。6球団以上からオファーが届いたほどの人気ぶりだったとか。日本ではタイトルとは無縁だったのに、どこをどう、なぜこれだけ評価されていたのか。争奪戦の舞台裏とはーー。

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