重盛さと美も小島慶子も…「モノ言うべき時代」到来 「言わなきゃ叩かれ放題」ネット無法荒廃の殺伐
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分
小島慶子氏(C)日刊ゲンダイ
フジテレビ騒動で、渦中の人物によるコメント発信が相次いでいる。
元SMAP中居正広氏(52)のトラブルで、女性を「上納」したとされたフジテレビ幹部社員について、フジテレビはこれを否定し続け、週刊文春の記事訂正でそれが裏付けられた。さらにタレントの重盛さと美(36)が2日までに自身のYouTubeチャンネルで「枕営業について」と題し、このフジ幹部社員との関係を疑う偽情報が拡散していることをタレント自ら取り上げて話題になっている。
重盛はかつてフジテレビ系バラエティー「めちゃ×2イケてるッ!」にレギュラー出演し、そのプロデューサーが件の幹部社員であったとしつつ、こうきっぱりと言った。
「収録以外でしゃべったこと、会ったこと、1度もありません。しゃべりかけられたこともないし、私からしゃべりかけることもなかった」
偽情報を拡散している動画に対して重盛は否定コメントを書き込んだが、そのコメントも事務所からの否定コメントも非公開に設定されたと訴えた。
■「いじめっていうか意地汚い」と重盛
「いじめっていうか意地汚い。私が見たら傷つくようなコメントをいっぱい書いている皆さんがひどいって気持ちと、だまされて人を攻撃していてかわいそうな気持ちがあるけど、いずれも(誹謗中傷に)加担して加害者になっている。(中略)生き方を考え直して」
フェイクニュースの問題は今にはじまったことじゃない。しかし、兵庫県知事をめぐる告発文書問題で調査を担う県議会の百条委員会委員だった元県議会議員(50)の自殺はネットを中心とした誹謗中傷、デマ、フェイクニュースの標的とされ、苦しんでいたとされる。それを先導したとされる政治団体「NHKから国民を守る党」(N国党)の党首・立花孝志氏は発言を訂正し謝罪したが、後の祭りであった。
元乃木坂46でタレント山崎怜奈(27)が「みんな言ったもん勝ちになってきてる」とテレビで指摘した通り、きちんと否定していかなければフェイクニュースでもひとり歩きし、既成事実化しかねないという風潮が「モノ言う時代」の流れをつくりだしたようだ。
フジテレビ騒動では、局アナたちがスポンサーやタレントの「接待要員」として使われているとの風評が流れている。これに対して、元TBSアナでエッセイスト小島慶子さん(52)は「そもそも放送業界は人権意識が低い」として、1日放送のTBS系「報道特集」で女性アナウンサーやスタッフを「お飾り」のように扱う体質が業界全体にあるとしこう訴えた。
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