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ドジャース大谷が本気で狙う「10連覇構想」にこれだけの死角…投手も野手も不安山積、さらには金銭苦まで

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分

■後払いで経営破綻

 ふたつ目の死角は野手陣だ。

 大谷、ベッツ(32)、フリーマン(35)のMVPトリオは、いまが選手として最も脂が乗っている時期。トップクラスの実績があって、なおかつ精神面でもチームの支柱となっている彼らは、いずれもベテランの域に入りつつある。今後9年間、バリバリやれる保証はどこにもない。

 遊撃はデレク・ジーター、中堅はバーニー・ウィリアムズ、捕手はホルヘ・ポサダ……守備の要のセンターラインに生え抜きを配し、他球団を圧倒した黄金期のヤンキースですら、1998~2000年のワールドシリーズ3連覇が限度だった。

 ドジャースが補強のために乱発している後払い契約の総額は1500億円超に膨れ上がっている。莫大な借金を返済するためには、勝ち続けることでファンを球場にクギ付けにする以外にない。そのために大金を投じて選手を補強し続ける──。つまり借金返済のために、さらなる借金を重ねるスタンスはもはや後戻りできない。

 前出のダイヤモンドバックスは後払い契約を連発することでジョンソンやシリングらを獲得。球団創設4年目にしてワールドシリーズ制覇の快挙を成し遂げたものの、利息を含めた返済義務が生じる後払いが足かせになって経営破綻した。

 スター選手をかき集めて我が世の春を謳歌しているかに見えるドジャースも“宴の後”が訪れる可能性はあるのだ。

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