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楽天を震撼させる侍J井端監督「悪魔の囁き」…ドラ1宗山塁に熱視線、三木谷オーナーの現場介入も

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分

楽天を震撼させる侍J井端監督「悪魔の囁き」…ドラ1宗山塁に熱視線、三木谷オーナーの現場介入も

宗山塁(C)日刊ゲンダイ

 その一言が「あの人」の耳に入ったら……。

 昨3日、侍ジャパンの井端弘和監督(49)が楽天の一軍キャンプを視察。三木監督と談笑しつつ、熱い視線を向けたのが、5球団の競合の末に入団したドラフト1位の宗山塁(21=明大)である。

 井端監督はかねて宗山を高く評価しており、昨年の欧州代表戦でも“飛び級”でメンバーに抜擢。この日は来年3月のWBCで侍のユニホームに袖を通すことも示唆した。

「その可能性があるから去年、(欧州代表戦に)呼んだ。大学生の時。もう頭の中に入っている」

 と話し、代表招集の条件について「レギュラーとして出てもらうこと。遊撃は守備なので、守備を重点的に見たい」と付け加えた。

 宗山は走攻守三拍子を兼ね備え、「20年に1人の逸材」と言われる将来のスター候補。すでに井端監督は代表に呼ぶ気満々のようだが、楽天の遊撃は昨季、139試合に出場してレギュラーの座を勝ち取った村林(27)がいる。当座は両者が競争するとみられており、宗山はまず、キャンプ、オープン戦で村林を追い抜かなければならない。

 しかし、ある球団OBは「まっとうに競争が行われるなら、それに越したことはないが」と、こう続ける。

「もし、三木谷オーナーがこの日の井端監督の発言を聞いたらどう思うか、ですよ。楽天にすれば、宗山を大々的に売り出したい。来年のWBCはその絶好の機会でしょう。もちろん、宗山が実力で遊撃のポジションを奪い取るなら誰も文句は言いません。懸念は三木谷オーナーの『鶴の一声』です。過去に何度も現場介入が噂になったように、宗山の起用法を現場に一任するかどうか……。もし、横やりを入れようものなら選手の不満は爆発、チームがおかしくなりかねない」

 村林は2015年ドラフト7位入団の叩き上げ。内野ならどこでも守れる守備力を誇るものの、苦節9年目で初めて奪い取ったポジションを球団都合で取り上げようものなら、他の選手だって明日は我が身。黙ってはいないだろう。

 楽天の首脳陣にすれば「井端監督も余計なことを……」というのが率直な心境ではないか。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイで毎年大好評の「ドラフト家庭の事情」(2024年版)では、楽天から宗山をピックアップ。父が赤裸々に語った「ドラ1」の育成記録とはいったいどのようなものか。

●関連記事【宗山の家庭の事情】…では、それらについて詳しく報じている。

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