中森明菜が妹に続き実父の葬儀にも現れず…続いていた家族断絶、元恋人・近藤真彦が露出増の皮肉

中森明菜（Ｃ）日刊ゲンダイ

　歌手の中森明菜（59）の実父・明男さんが昨年12月14日に亡くなっていたとが明らかとなった。

「週刊女性」（2月5日.18日号）の取材に応じた3つ年上の実兄によると、21年末から入院していた明男さんは退院後、埼玉県内の介護付き老人ホームに入居。しかし、誤嚥性肺炎などを繰り返し、昨年11月に都内の病院に入院し帰らぬ人となった。

　明菜は明男さんに面会することも葬儀に出席することもなかったという。
　
　22年8月に活動再開した明菜は、着実に歩みを進めていたところだった。23年年末にYouTubeチャンネルを開設。セルフカバーした「北ウイング」「スローモーション 」など過去のヒット曲のジャズバージョンを歌唱し、好評を博した。24年には、ファンクラブ限定イベントを2回実施。ファンと触れ合う機会を設けるほか、「TATTOO」をカバーした元SMAP香取慎吾（48）とコラボを実現させるなど、24年は精力的な1年だった。

　そんな中、明男さんの死で明らかになったのが、長年続く明菜と家族の断絶だ。

■家族のギャラ使い込み疑惑も

　明菜は、2019年に急逝した妹の明穂さんの葬儀にも姿を見せていない。家族関係のもつれの原因として、以前から指摘されているのが金銭問題だ。

「ヒット曲を連発し歌姫としてもてはやされていた頃、明菜は交際していた近藤真彦がのめり込んでいたカーレースにつぎ込んでいたと報じられています。当時の所属事務所はギャラを使い切ってしまう明菜に内緒で家族にお金を渡していたとされ、“ギャラを使い込みをしている”と芸能界のある有力者に誤った情報を吹き込まれた明菜は、それに不信感を抱いたことで事務所を独立し、家族との関係を断ったと言われています」（大手芸能プロ幹部）

　母・千恵子さんが1990年代後半に亡くなってから、明菜と家族の断絶状態が始まったとも言われている。さらに、最近になって明菜は所属事務所代表の女性と養子縁組をしていたことが発覚。

　皮肉なことに、旧ジャニーズ事務所の後輩で元SMAPの中居正広氏（52）の女性トラブルでスポンサー降板により、フジテレビは広告を軒並みACジャパンに差し替えられた影響で、元恋人近藤真彦（60）の露出が増えている。4月に野外フェスに出演予定の明菜と家族の関係は、修復不可能なところまで来てしまっている。

（本多圭／芸能ジャーナリスト）

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　不倫騒動後に当時のジャニーズ事務所を追われるように退所した近藤真彦が、フジテレビの「AC祭り」で復活した。関連記事【もっと読む】近藤真彦がAC広告で“返り咲き”のなぜ？ 25歳年下女性と不倫報道の末、旧ジャニーズ事務所を退所…では、まさかの返り咲きを成し遂げた本人について伝えている。