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新庄日本ハムとっかえひっかえで目指すリーグV くすぶり続ける長距離砲も“ダメなら構想外”へ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月6日 9時26分

新庄日本ハムとっかえひっかえで目指すリーグV くすぶり続ける長距離砲も“ダメなら構想外”へ

日本ハム・新庄監督(C)共同通信社

 優勝に向け、本気も本気である。

 今季が就任4年目となる日本ハムの新庄剛志監督(53)。連続最下位から3年目の昨季は2位と躍進するも、「僕の中では優勝できなかったら2位も3位も一緒」と言い、今キャンプでも「今年こそ優勝します」と宣言している。

 昨4日は二軍の沖縄・国頭キャンプで行われた紅白戦を視察。足の故障で昨季1年を棒に振った若林に「ケガしたら終わり。ケガをした時点で、プロ野球選手じゃないよ」と言うと、若林晃弘も奮起したのか、安打を放った。

「優勝を唯一にして最大の目標に掲げる今季は“トライアウト”並みのとっかえひっかえになるかもしれません」と、球団OBが続ける。

「就任1年目の2022年はチームの底上げのため、トライアウトと称して、ほとんどの支配下選手に一軍の試合を経験させた。もちろん、今季は勝負の年だが、それでも新庄監督は『レギュラーは全員白紙』と競争をあおっている。実際、昨季127試合で打率.256、12本塁打、49打点と活躍した三塁の郡司裕也や、97試合で.287、9本塁打、39打点の外野手の水谷瞬などは、ブレークしたばかりで実績に乏しく、計算が立つほどではない。彼らが期待通りの結果を出せばまだしも、そうでなければ『いい選手を片っ端から使っていく』という起用法になるのではないか」

 くすぶり続ける7年目の長距離砲候補の野村佑希(24)について、新庄監督は「開幕4番で使う」と言いつつ、「15試合で結果が出なかったら、二軍に落とします」と明言。若林に話したことも同様、「ダメなら構想外」ということだ。

 さらにこの日は打撃力に定評のある先発投手の山﨑福也を「開幕DHで起用」とブチ上げた。これまで以上に選手の見切りが早くなりそうな今季、野手陣の結果次第では、山﨑の野手起用も話題づくりで片づけられないかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 日本ハムは2023年に伏見寅威、今季は山﨑福也、福谷浩司を獲得し、3年連続FA補強に成功した。いずれも提示した条件などは決して他球団より有利だったとは言い難いが、それでもなぜ、選手を引き込むことができているのか。その裏には「圧倒的プレゼン力」があるという。いったいどういうことか。FA戦線に何が起きていたのか。

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