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バレーボール界の広告塔 髙橋藍は「薄給」打開のパイオニアになるか…破格の契約金に“副収入”までガッポリ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月6日 9時26分

バレーボール界の広告塔 髙橋藍は「薄給」打開のパイオニアになるか…破格の契約金に“副収入”までガッポリ

日本代表のエース髙橋藍(C)J MPA

 人気は健在だ。

 3日、コーセーコスメポートが日焼け止めブランド「サンカット」のWEB新CMを公開。2023年からスポンサー契約を結ぶ男子バレーボール日本代表のエース・髙橋藍(23)を起用した。

 バレーボール界随一の知名度と人気を誇る髙橋は、川合俊一日本バレーボール協会会長の方針もあり、積極的にメディアへ出演してSNSでも発信を続けている。インスタグラムのフォロワー数は約270万人。日本のアスリートでは大谷翔平(約884万人)、大坂なおみ(約282万人)に次ぐ多さ。テレビや雑誌などのメディアからも引っ張りだこで女性ファッション誌「an・an」の表紙を何度も飾り、昨年はディオールのブランドアンバサダーに日本人バレーボールプレーヤーとして初めて就任した。

 昨年はイタリアのセリエAから、国内のSVリーグ「サントリーサンバーズ大阪」に電撃入団。その契約も破格だった。サントリーの栗原GMは「バレー選手の職業に夢を持ってもらえるオファーを出した。東京では難しいかもしれないけど、家2つ……。他のプロスポーツに引けを取らないオファーを出した」と説明。推定年俸は1億円とみられ、国内男子バレー選手の平均年俸は800万円前後といわれる中、異例の契約となった。

「年俸1億円は世界でもトップレベル。バレーのプロ選手は海外リーグで活躍する選手でも“薄給”で知られています。バレー界最高年俸とされているのが、セリエAのペルージャに所属するキューバ出身でポーランド代表のウィルフレド・レオン(31)で、それでも140万ドル(約2億1700万円)。米経済誌フォーブス電子版が昨年5月に発表した世界のアスリート長者番付トップ50に、バレー選手はひとりもランクインしていません。日本バレー界の広告塔になっている髙橋にかかる期待は大きい」(スポーツライター)

 髙橋の存在がバレー界全体の待遇改善につながるか。

  ◇  ◇  ◇

 新風が吹き込むバレー界だが、日本代表の将来は決して楽観視できるものではない。すでに「危険な兆候」が表れていて、金メダル級の人気はパリ五輪がピークという見方もある。いったいどういうことか。今、何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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