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侍J井端監督がヤクルト二軍キャンプを異例の訪問…来春WBCに村上宗隆招集の深謀遠慮

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月6日 11時12分

侍J井端監督がヤクルト二軍キャンプを異例の訪問…来春WBCに村上宗隆招集の深謀遠慮

侍ジャパンの井端弘和監督(C)日刊ゲンダイ

 来春にWBCが控える侍ジャパンの井端弘和監督(49)が昨5日、宮崎県西都市で行っているヤクルトの二軍キャンプを視察した。

 これには二軍で調整中の村上宗隆(25)もビックリ。

「遠いところをわざわざ足を運んでくださって……」

 と恐縮することしきりだった。

 この日、宮崎県内でキャンプを行っている巨人、ソフトバンク、西武の3球団は休養日。広島とヤクルトの二軍のみ、練習を行っており、井端監督は午後には広島キャンプを訪問している。行き先が限られていたのは事実だが、それにしても侍の指揮官がわざわざ二軍キャンプを視察するのは異例だろう。

 ある球界関係者は「井端監督は1年後を見据えて村上と太いパイプを築いておく必要がある」と、こう続ける。

「ドジャースの大谷翔平が、WBCに出場できるか不透明だからですよ。井端監督はすでに大谷とは数度、接触して関係を築いているものの、今季は一昨年の右肘手術からの投手復帰を目指しているうえ、昨年11月にはワールドシリーズで脱臼した左肩にメスを入れた。それもあって右肘のリハビリに遅れが生じ、投手復帰は5月にズレ込む見通し。来春の侍ジャパン入りはあくまで今年のパフォーマンス次第ですからね。実際、2017年WBCは右足首のケガで辞退した。大谷不在も想定しなければいけない中、23年大会に続いて連覇を果たすためには、強打者である村上の存在は必要不可欠なのです」

メジャー入りしたばかりの吉田正尚が出場志願し許可される

 とはいえ、村上も今オフのメジャー挑戦が決定的。移籍1年目の開幕直前という慌ただしい時期のWBCに、所属球団がOKを出すかどうか。

「最終的にWBC出場の許可を出すのは球団だが、そもそも選手自身の意思が重要。23年大会はレッドソックスに移籍したばかりの吉田正尚が出場を志願し、許可された。村上は20年東京五輪、23年WBCに出場したが、井端監督とはあまり接点がない。だからこそ、井端監督はわざわざ二軍キャンプを訪問し、誠意を示したのです」(前出の関係者)

 大谷も村上もいなければ、それこそ侍ジャパンは苦戦を強いられかねない。果たして村上に誠意は伝わったのか。

  ◇  ◇  ◇

 そんな村上と巨人岡本はメジャーでどちらの方が高く評価されているのか。識者や米スカウトが占う「リアルな数字」とはいったいどのようなものなのか。

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