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広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月6日 11時12分

広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

大瀬良大地(C)日刊ゲンダイ

 昨5日、広島のエース大瀬良大地(33)が2度目のブルペン入りで「戸郷フォーク」を試投した。

 去る3日には、巨人の戸郷翔征(24)が、元広島の丸を通じて教わった大瀬良のカットボールを投じて話題になったばかり。球種を教え合った顛末について大瀬良に話を聞くと、意外な答えが返ってきた。

「(戸郷に)教えていいって言ってないんですけど! と思ってすぐに丸さんに電話をかけました(笑)。『交換条件として、戸郷君のフォークを教えてくださいよ!』と頼んだら、『もう戸郷から聞いてるよ』って、すぐに教えてくれました(笑)」

 大瀬良によれば、昨年の球宴出場時、丸からカットボールの握りを聞かれ、惜しげもなく伝えた。それから半年以上経った先日、丸が大瀬良の得意球を戸郷に伝授した、との記事を目にして驚いたのだという。

 かつて同じ釜の飯を食った先輩だから教えたのに、ライバル球団の、ましてエースに漏れ伝わるのは、「話が違うよ」というわけだ。

 そんな中で入手した戸郷のフォークは、大瀬良のそれとは握りも投げ方も違った。昨季、戸郷が156奪三振でタイトルを獲得する原動力になったその伝家の宝刀は、「人さし指と中指で挟みすぎないこと」「リリースは後ろ」がポイントだという。

 大瀬良が続ける。

「僕はこれまでもフォークは投げていたんですけど、戸郷君の方が落ち幅が大きく、空振りが取れる。僕は奪三振が少なく(98=昨季)、空振りが取れなかったから、戸郷君のようなフォークを投げられたら大きなプラス。僕のカットも戸郷君のフォークも、簡単に投げられたら苦労しないんですけど、5日は結構いい感触だった。お互いモノにできたら、僕の方がラッキーかもしれないですね(笑)」

 大瀬良は昨季、6月にノーヒットノーランを達成するなど、前半戦終了時点で防御率0.82という驚異的数字をマーク。シーズン通算も1.86の好成績だった一方、9月は0勝3敗、防御率5.31と失速した。年間を通しての活躍はもちろん、2年ぶり6度目の開幕投手を狙う上でも、戸郷の「伝家の宝刀」をモノにしたいところだ。

  ◇  ◇  ◇

 昨季は貧打線に泣いた広島だが、来季は改善の兆しが見えている。広島にとっての「嬉しい大誤算」があったからだ。いったいどういうことか。いま、何が起きているのかーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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