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中日・中田翔“痛しかゆし”15kg大減量で臨む2年契約最終年…評論家からは厳しい声も

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月7日 9時26分

中日・中田翔“痛しかゆし”15kg大減量で臨む2年契約最終年…評論家からは厳しい声も

中田(C)日刊ゲンダイ

 表情は明るかった。

 名古屋で自主トレをしていた中日の中田翔(35)が第2クール初日にキャンプ地に合流した。

 昨季は腰痛や足の故障で62試合出場にとどまり、打率.217、4本塁打、21打点。入団時の立浪監督が昨季限りで退任し、2年契約最終年を迎える背水イヤーは、体重を15キロ減の100キロまで絞り込んで臨む。

 この中田のダイエットを巡っては、評論家諸氏から「パワーが落ちて、飛距離が出なくなるのでは」との見方も出ている。中田は「もちろんそういう可能性もあるが、(体の)キレを出すトレーニングを多めにやってきた」と、瞬発力でカバーするつもりだ。

 中田は日本ハム時代から、オフになると毎年のように増量と減量を繰り返してきた。2020年は6キロ減でキャンプ入りし、自己最多の31本塁打をマークした半面、8キロ減で臨んだ17年は開幕から不振に陥り、16本塁打に留まった。WBC出場による疲労や感覚のズレもあったにせよ、「体重を落とした分、パワーが出ず、遠くに飛ばなかった」と嘆いた。

 巨人時代の22年は実に20キロ増の115キロで開幕を迎え、前年の7本塁打から24本塁打を放って復活を遂げた。体重維持を心掛け、110キロ弱で臨んだ翌23年はしかし、5月に右太もも肉離れで離脱を強いられた。

「中田は本来、体重を減らすことで打撃にマイナス影響が出ることを嫌う。しかし昨年も足腰の故障に泣いたように、年齢を重ねて体が体重を支えきれなくなりつつあるのは確かです」(球団OB)

 実際に中田は昨年、「以前は試合に出られる範囲のケガしかしたことがなかったけど、最近は腰をやったり、肉離れもしてますから」と話していた。

 契約最終年の今季はまず、故障せずに1年を乗り切ることが重要。「痛しかゆし」の減量が奏功すればいいが。

  ◇  ◇  ◇

 そんな中田翔は中日移籍初年度の昨春キャンプでは日刊ゲンダイの直撃インタビューに応じている。そこで語られた「移籍直後の率直な思い」「プロ野球選手としての流儀」「並々ならぬ覚悟」とは、いったいどのようなものだったのか。改めて読み返すと中田翔の人となりが見えてくる。

●関連記事【中田翔を直撃①】【中田翔を直撃②】…では、それらについて詳しく報じている。

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