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長引く「しゃっくり」に潜む病魔…2日以上続いたら要注意

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月7日 9時26分

 実際、脳腫瘍、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、水頭症、硬膜下血腫、頭部外傷、脳挫傷などで長引くしゃっくりが見られる場合があるという。

 60代の男性は長引くしゃっくりに悩んで病院を受診したところ、脳の動脈の閉塞が見つかった。放置していれば本格的な脳梗塞につながりかねない状況だったという。

 また、ある症例報告によると、肺がんから脳転移して治療中だった70代の男性は、脳転移から数年後にしゃっくりが止まらなくなった。1時間以内で止まることもあったが、3時間ほど継続することもあった。頭部MRIで調べたところ、延髄に5ミリの腫瘤が発見されたという。

「病気でなく薬が原因の場合もあります。頻度は高くありませんが、血圧降下剤、気管支拡張剤、一部のステロイドが原因の場合もあります。また一部の抗がん剤が誘因となるケースもあります」

 昔から自力でしゃっくりを止める方法として、水を飲む、息を止める、別のことに意識を集中させるなどが知られている。

 しかし、決め手とはいえず、自然に治まるのを待つことになる。どうしても止めたければ病院に行き、クロルプロマジンなどの薬や漢方薬で止めてもらう手もある。

 むろん、長引くしゃっくりは病院で調べてもらうのは言うまでもない。

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