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水原一平被告に禁錮4年9カ月、賠償金26億円…「この過ちは大きかった」「勝って全額返済するつもりだった」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月7日 12時8分

水原一平被告に禁錮4年9カ月、賠償金26億円…「この過ちは大きかった」「勝って全額返済するつもりだった」

水原一平被告(C)共同通信社

 ドジャース・大谷翔平(30)の元通訳で、大谷の口座から約1659万ドル(約25億円)を不正送金したとして、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(40)に対し、カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁は日本時間7日、禁錮4年9月を言い渡した。あわせて大谷への賠償金1697万ドル(約26億円)の支払いなどを命じる判決を下した。

 グレーのスーツで白いシャツにネクタイを締め、開始時刻の約45分前に姿を現した水原被告。法廷で弁明の機会を与えられると「大谷選手に申し訳ない。この過ちは大きかった。ドジャースや自分の家族などにも謝りたい」と述べた。

 裁判資料によると、水原被告は21年9月ごろから昨年1月までに違法スポーツ賭博に少なくとも1万9000回の賭けを行い、約63億円の負債を抱えた。負けた額を取り返すために大谷の口座から無断で複数回にわたり、計約25億円を胴元へ不正に送金。さらに22年の確定申告の際、違法賭博で得たとみられる410万ドル(約6億4000万円)を申告しなかったとして虚偽申告でも訴追された。

 同被告は地検との司法取引に応じ、昨年6月に有罪を認めた。地検は今年1月に禁錮4年9月、釈放後3年間の保護観察、大谷への賠償などを求刑した。一方、水原被告は連邦地裁の判事宛てに情状酌量を求める書面を提出。「18歳の頃からギャンブル依存症と闘い、多額の負債を抱えて症状が悪化した。勝って大谷選手に全額返済するつもりだった」と主張し、禁錮1年6月への減刑を求めていた。

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