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フジテレビ第三者委員会の調査は“実名回答”の社員だけ? 「中居氏や被害女性も調査を」の指摘も

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月8日 9時26分

フジテレビ第三者委員会の調査は“実名回答”の社員だけ? 「中居氏や被害女性も調査を」の指摘も

フジテレビの日枝久取締役相談役(C)日刊ゲンダイ

 フジテレビは真剣に悪しき慣習の実態解明をする気はあるのか――。同社は第三者委員会の設置を先日決め、3日から社内で調査を開始した。元SMAP中居正広氏(52)の女性トラブルに類似する案件がなかったかメール形式でアンケート調査を行ったという。しかし、そのアンケートはフジテレビと親会社の社員が対象となっているという。

 この報道を受け、元フジテレビアナウンサー・長谷川豊氏(49)は5日、自身のXで「さすがにそれではちゃんとした調査は進められないのではないでしょうか…せめて2年前に早期退職に応募した佐藤リカアナなどには聞くべきでは?」(原文ママ)と疑問を呈している。

 さらに、「少し気になる点があります。第三者委員会はいいんですけど…この『第三者委員会のメンバー』って誰が決めたのでしょうか」と調査の質についても疑いの目を向けているようだ。

 長谷川氏は実業家の堀江貴文氏(52)によるYouTubeチャンネルに出演し、先輩アナウンサーら2人とタレントのおすぎ(80)と会食した際、おすぎと2人きりにさせられ、エレベーター内で濃厚なキスをされたエピソードも明かした。

 SNSでも長谷川氏と同様に、《なんで社員だけなの? 外部スタッフや元社員にも聞き取りを》《中居、ヒロミ、鶴瓶、被害女性への調査は?》などと厳しい意見が多い。

■実名回答にフジ社員の警戒高まる

「メールで回答するため、フジ社員は第三者委員会には実名で回答することになります。調査報告を作成する際には当然匿名となるようですが、"犯人"は誰かという個人名まで答えさせるようで、被害のシチュエーションや場所などを考えれば、チクったのが誰かすぐ分かりそうな気もします。そうなれば幹部からの報復に警戒が高まります。現状はメールのみの調査ですが、さすがに被害を受けたと回答した人には直接聞き取りはするでしょう。ただタレントやフリーアナウンサーなどに聞き取りをするのはハードルが高い。今後のフジテレビとの付き合いを考えると、目をつぶってなかったことにする人も多いのでは」(テレビ局関係者)

 "フジテレビの天皇"と呼ばれる日枝久取締役相談役(87)は全く表舞台にも出てこず、"辞任の意向"などという報道も出てこない。それどころか、5日配信のデイリー新潮では、役員が日枝氏に進退について聞くと「お前らが辞めろ」と言った、と報じた。

 仮に第三者委員会で何らかの実態が解明できたとしても、“ドン”がずっしりと構えたままであれば「フジテレビは何も変わっていない」と世間やスポンサーは判断することになるだろう。
   
  ◇  ◇  ◇

 第三者委員会の調査が始まったが、すべてが藪の中になりそうなフジテレビだが、解明すべきことは山ほどあるはずだ。関連記事【もっと読む】“天皇”日枝久氏しか知らない「ジャニーズ圧力」「メリーの激昂電話」 フジテレビは今こそ全容解明を…では、日枝氏の進退を占っている。

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