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橋本環奈『おむすび』はNHK朝ドラ視聴率ワーストほぼ確定…“パワハラ疑惑報道”が致命傷に

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月9日 9時26分

橋本環奈『おむすび』はNHK朝ドラ視聴率ワーストほぼ確定…“パワハラ疑惑報道”が致命傷に

橋本環奈(C)日刊ゲンダイ

 NHK連続テレビ小説「おむすび」が、歴代朝ドラの平均視聴率の最低記録を塗り替えようとしている。これまでの朝ドラの最低視聴率は2009年度後期に倉科カナ(37)がヒロインを務めた「ウェルかめ」の13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)。「おむすび」はこれを大幅に下回り、13%前半から12%台が予想されている。朝ドラ史上16年ぶりのワースト更新となりそうだ。

「おむすび」がまずいのは、普通なら最終話に向けて盛り上がっていく後半戦に突入しても、視聴率に回復傾向が見られないこと。残り1カ月半となった現在も12%台を連発している。

 しかも年明けからは、主演の橋本環奈(26)の出番が減り、視聴者から「はしかんが敵前逃亡した!」といった声も出ているという。昨今はドラマ全般の視聴率が低迷しており、「『ウェルかめ』の頃と単純比較ができない」との芸能関係者の指摘もあるが、24年度前期の「虎に翼」の16.8%、23年度前期の「らんまん」の16.6%の例もあり、「おむすび」がいかに数字を落としているのかがよくわかる。

「おむすび」低迷の理由を取材すると、ずさんな演出と脚本、キャスティングの妙味の薄さといった声を耳にするが、最大のネガティブファクターは、「週刊文春」が報じた橋本のパワハラ疑惑だろう。

 短期間で8人ものマネジャーがクビになり、橋本の口癖が「使えねぇ……」という衝撃的な内容だっただけに、朝ドラファンがドン引きしたのも無理はない。

 さらに筆者が朝ドラファンの“おむすび離れ”を確信したのは、年明け早々にエム・データ社が「2024年~2025年の年末年始TV-CMタレントランキング」の調査結果を出したことだ。圧倒的1位に輝いたのは芦田愛菜(20)で、綾瀬はるか(39)、石原さとみ(38)がこれに続くのだが、橋本の名前はどこを捜しても見当たらなかった。朝ドラのヒロインや紅白歌合戦の3年連続MCの大役をこなし、ニホンモニター社の「2024年CM起用社数ランキング」で14社と契約している橋本が“圏外”だったのだ。

「あのパワハラ疑惑報道がなければ、橋本が契約24本のCM女王、川口春奈に肉薄していたのは間違いないでしょう。しかも、証券会社や金融関係、ファストフードといった複数のクライアントが橋本に興味を示していたといわれていましたから、未契約のCMも含めると億単位のダメージと言えるのではないでしょうか」(広告関係者)

 またこの関係者は、現在契約を結んでいるクライアントについても「今後の対応いかんでは、契約継続を見直す企業も出てくるのでは」と、こう懸念を示す。

「あのパワハラ報道が事実だとしたら、労働環境に敏感なタイミーや、若いビジネスパーソンが購買層の青山商事は、CM契約を再考してもおかしくないと思います」

 これは橋本の“身元保証人”と陰口を叩かれているNHKでも同じで、4年連続の紅白歌合戦のMCも微妙な状態だといわれている。打たれてもへこまないタフさが橋本の売りの一つだが、窮地に立たされていることは間違いない。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

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