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紅白戦で同点適時打の野村佑希にニンマリ? 日本ハム新庄監督「適材適所」の尻叩き

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月10日 11時27分

紅白戦で同点適時打の野村佑希にニンマリ? 日本ハム新庄監督「適材適所」の尻叩き

日本ハム・新庄監督(C)共同通信社

 叱咤激励の効果はあったか。

 日本ハムの野村佑希(24)が9日の紅白戦に紅組の「4番・一塁」で出場。四回に詰まったゴロながらも、同点適時打を放った。

 この日、右中間への痛烈な適時二塁打を放った清宮に比べると、泥臭いものではあったが、必死にボールに食らいついた結果だろう。

 野村はオフに新庄剛志監督(53)から「開幕4番で起用する」と告げられたものの、「15試合で結果が出なかったら二軍」とタイムリミットも設けられた。

 チャンスはチャンスでも、「ラスト」に近い、最後通告を宣告されたようなもの。野村もキャンプでは「今のうちにいい失敗をたくさんしたい。今のうちに経験できれば、シーズンの入りもよくなる」と話すなど、開幕に向けて必死になっている。

 尻を叩いた選手がその気になり、紅白戦でも貪欲な姿勢を崩さない。新庄監督にすれば、「してやったり」ではないか。

「新庄監督は選手個々の性格や実績を加味して、その気にさせる言葉をかけるのが上手い。もし、実績がない若手に野村と同じことを言えば、大半は重圧でガチガチになり、逆効果でしょう。野村は新庄監督2年目の2023年に125試合に出場したように、一時期はレギュラーを掴みかけた選手。今年がプロ7年目で、通算394試合に出ている。素質を考えれば、とっくにレギュラーに定着していてもおかしくない選手。だからこそ、新庄監督の叱咤が響く。むしろ、いつ一軍で使われるかわからないより、15試合でも明確に『起用する』と言ってくれた方が、野村のような選手にはありがたい」(球団OB)

 野村は昨季は56試合と出番が激減。「自分がいない時に勝てば勝つほど、自分の必要性を疑うようになった」と危機感を口にしたこともあった。

 これで殻を破れれば、新庄監督も尻を叩いた甲斐があるというものだが。

  ◇  ◇  ◇

 日本ハムは今オフ福谷浩司を獲得し、3年連続FA補強に成功した。いずれも提示した条件などは決して他球団より有利だったとは言い難いが、それでもなぜ、選手を引き込むことができているのか。その裏には「圧倒的プレゼン力」があるという。いったいどういうことか。FA戦線に何が起きていたのか。

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