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米女子ツアールーキー山下美夢有が見せつけた順応性の高さ…現地の芝もやっぱりへっちゃら

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月11日 9時26分

米女子ツアールーキー山下美夢有が見せつけた順応性の高さ…現地の芝もやっぱりへっちゃら

山下美夢有(C)共同通信社

【ファウンダーズカップ】最終日

 手応え十分ではなかったか。

 今季から米女子ツアーに参戦した山下美夢有(23)は首位に7打差の通算11アンダーから発進。スコアを2つ伸ばし、同13アンダー4位でフィニッシュ。優勝は同21アンダーのイエリミ・ノーだった。

 本紙は昨年12月17日付「米ツアー挑戦 山下美夢有 いきなり勝てる これだけの根拠」の見出しで、ツアールーキー5人(山下、竹田麗央、岩井明愛・千怜の姉妹、馬場咲希)の中で最も好成績をあげそうな根拠を挙げた。

 2022年からの国内ツアーの平均スコア、昨年の海外メジャー、パリ五輪、最終予選会の成績などから、「異なる芝への対応も早そうだ」と見立て、ツアー関係者の「1年目から優勝する可能性は高い」とのコメントを紹介した。

 今大会の舞台は平坦だが風が強く、バミューダ芝のグリーンは芝目がきつく、1メートル以内のパットを外す選手も多かった。フェアウエーも順目と逆目があってクラブの抜けに影響し、スコアメークに苦しんだ岩井姉妹は揃って予選落ちしたが、山下はインスタートの初日11番(パー3)で1.5メートルのパーパットを外して以降、この日の14番まで66ホールボギーがなかった。

 昨年、年間平均ストローク1位(69.988)でベアトロフィーを獲得した古江彩佳(24)でさえ4日間で9つのボギーを打った。

 山下は国内ツアーで過去3年連続パーセーブ率(パー以上を獲得する率)がトップ。ボギーを打たないゴルフは米国でも健在で、初戦から順応性の高さを見せつけた。

 初日から「日本よりリラックスしてプレーできた」という山下はメンタルも強い。自身のインスタグラムでは「とりあえず餃子20人前」の大食いがファンの間で話題になったが、今季はデカい心臓と胃袋を持った小柄(150センチ)な新顔が旋風を巻き起こすかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 米ツアーにはルーキーたちを待ち受ける「厳しい洗礼」があるという。それらは「まるで嫌がらせ」「トラウマ級」という声も上がっている。いったいどういうことか。彼女たちが直面する“敵”とはーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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