福留&鳥谷頼み卒業へ “若虎”高山がベテランを追いやる日

日刊ゲンダイDIGITAL / 2017年7月17日 9時26分

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福留を窓際に追いやれるか(C)日刊ゲンダイ

 2位で前半戦を終えた阪神は首位広島に8ゲームの大差から優勝を狙うべく、後半戦から新外国人のロジャース(パイレーツ3A)とベテランの西岡が一軍に合流予定。起爆剤としての期待が高まっている。

 ただ、生え抜きの主力選手を育てるという大命題を抱える金本阪神にとって、この2人はあくまで、“前菜”というか、勝つ確率を上げるための一時的な応急処置でしかない。

 “主菜”になるのは向こう10年、中軸選手として働くことができるイキのいい若手。10年前の鳥谷のような存在である。今の阪神では、金本監督が自らドラフト戦略に関わって獲得した、昨年のドラフト1位の高山、今年のドラフト1位の大山(白鴎大)が「2大候補」といえるだろう。

 とはいえ、乗り越えなければいけない壁は高い。高山にとっては、左翼にコンバートされた福留であり、大山にとっては三塁を守る鳥谷ということになる。今の阪神における主力中の主力だ。

 ライバルもいる。12日の中日戦で4番に座った高卒7年目の中谷がチームトップの9本塁打を放ち、高卒12年目で「守備の人」だった大和は打率.293とバットでもアピールしているのだ。

「福留、鳥谷にいつまでも頼っているようでは常勝チームはつくれないし、多くの生え抜き選手が活躍する広島を追い越すことはできない。高山と大山が、福留と鳥谷をスタメンから追いやり、中軸を担うようになって初めて先も見えてくる。チームを根本から変えるには多少の荒療治は必要です」とは、阪神OBである。

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