側近同士でバトル激化 小池知事率いる都民ファに内紛勃発

日刊ゲンダイDIGITAL / 2017年9月14日 15時4分

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新代表に就任した荒木千陽都議(C)日刊ゲンダイ

 都議選の大勝利から2カ月――小池百合子都知事率いる「都民ファーストの会」で“内紛”が勃発している。

 10日に代表を辞任した野田数氏の後任に就いた荒木千陽都議が13日、都庁で会見。「新しい都政になったと実感してもらえるよう改革を進める」と語ったが、なぜ新代表に荒木都議が就任したのか、「代表選考過程がブラックボックスだ」と“身内”から批判が上がっているのだ。

 都F代表は、特別顧問の小池知事と幹事長、政調会長の3人からなる選考委が選んだ後、役員会などを経て正式決定すると、党規約で規定されている。しかし、「規約を見たことがある議員はほとんどいない」(都F関係者)というのだ。

 会見前に開催された都Fの議員総会でも異論が噴出。「元祖小池印」の音喜多駿都議は、ツイッターに「代表選出のプロセスには異議があることを強く主張し、新代表の現時点での就任には反対を表明しました」と投稿。本紙の取材に、「55人を擁する大会派の代表をたった3人の合議で決めるというのは、民主的なプロセスにのっとったものとは思えません」と憤った。

 さらに、野田氏の突然の“代表辞任劇”の裏には、小池側近の若狭勝衆院議員とのバトルがあるとみられている。

「若狭さんと野田さんが、国政進出の主導権争いをしているようなのです。若狭さんが代表を務める『日本ファーストの会』の発足直後、野田さんは都Fの議員総会に『日本ファーストと都F議員の活動は全くの無関係』と伝言を寄せています。要するに『若狭とは関わるな』というメッセージなのだろうと多くの都議が受け止めた。対する若狭さんも『高圧的な野田と組む気はない』と考えているようなのです。今回は“野田外し”が成功し、若狭さんに軍配が上がったという見方が都F内で大半を占めています。国政進出が本格化したら、若狭勝、野田数という“小池側近”2人の対立が表面化する可能性があります」(都政関係者)

 もともと都Fは、選挙目当てで集まった烏合の衆。まだまだ“内紛”が続出しそうだ。

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