堺・母子殺傷の内縁夫 なぜ4歳の実の娘まで刺したのか

日刊ゲンダイDIGITAL / 2017年9月14日 17時26分

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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 13日夜に起きた堺市の母子殺傷事件。内縁関係だった夫が妻と幼い娘をメッタ刺しにするまでの経緯はこうだ。

 14日に殺人容疑で大阪府警西堺署に逮捕された元建築作業員の小林茂信容疑者(48=堺市中区)は、2013年ごろから、介護士をしていた内縁の妻・二瀬恵美さん(35=同)と同居を始め、2人はすぐに長女の若葉ちゃん(4)をもうけた。

 小林容疑者にはDV癖があったようで、恵美さんは16年5月、殴る蹴るの暴行を受けたなどと西堺署に相談。同署はそれから2週間おきに恵美さんに連絡を入れ、様子を聞いていたが、同7月に恵美さんの方から「(小林容疑者とは)もう会うてません。別れました。会うこともありません。もう連絡はホンマ結構です」と申し出があったので、対応を終了したという。

「その後の2人の関係は判然としません。一時は別居もしていたようですが、最近になってヨリが戻ったらしい」(捜査事情通)

 そして事件当日の午後10時ごろ。

 小林容疑者の供述によると、恵美さんが食べ物を吐くダイエットをしていることに小林容疑者が腹を立て、「そんなことを子ども(若葉ちゃん)の前で見せるな」と口論になった。「気がつくと包丁が刺さっていた」と殺意を否認しているという。

「それだって一方的な供述ですから、真偽のほどは定かじゃない。小林容疑者は刃渡り約30センチの包丁で、恵美さんの胸や腹などを数カ所刺して殺害。胸の傷は背中まで貫通していたといいますから、相当な憎悪を感じます。百歩譲って恵美さんと口論になり、カッとなって刺したというのなら、なぜ若葉ちゃんまで刺したのか。若葉ちゃんの腹の傷は、殺意があったととらえられてもおかしくないほど深いそうです」(前出の捜査事情通)

 事件の真相解明のカギを握る若葉ちゃんは、意識不明の重体という。回復を祈るばかりだ。

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