ドクターX、相棒…再放送でも“荒稼ぎ”するテレ朝の好循環

日刊ゲンダイDIGITAL / 2017年11月1日 9時26分

写真

「ドクターX」米倉涼子と「相棒」水谷豊/(C)日刊ゲンダイ

 秋ドラマは「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)がぶっちぎっている。

 初回の20.9%、2回目19.6%。この数字もすごいが、注目したいのは再放送が高視聴率なこと。これは同じテレ朝系で今月スタートした「相棒season16」や「科捜研の女」シリーズにも当てはまり、今クールのテレ朝はまさにアゲアゲ状態だ。

 たとえば16~22日の週では「ドクターX」19.6%、「相棒」15.9%、「科捜研の女」12.3%、「相棒」の再放送10.9%、「ドクターX」の再放送10.6%。ドラマランキングに5本が並ぶ。

 1桁が多いドラマ界で、平日午後の再放送で2桁の視聴率というだけでも驚異的。まったくの単純計算で、全日、ゴールデン5本の視聴率を単純に足すと69.3%。平均13.86%。

 結果的に他局はゴールデンのドラマで負けるだけでなく、午後のワイドショーまで痛い目にあっていることになる。しかも、再放送は制作費がかからずコスパも最高にいい。

 他局もたまに高視聴率ドラマを送り出すが、若者に人気のドラマは再放送でこんなに数字はとれないだろう。その点、主婦やシニア世代から視聴習慣を得ている“相棒&X&科捜研”は強い。ずっとシリーズ最新作→再放送という好循環が続いているわけだが、たとえば「相棒」は刑事を定期的に代えたり、キャストを一新するなど戦略におごりがない。

 かつての藤田まこと主演「はぐれ刑事純情派」といい、テレ朝は刑事もののシリーズ作では独壇場。今秋、他局はすでに息切れ状態のドラマばかりだ。 

日刊ゲンダイDIGITAL

トピックスRSS

ランキング