2000万円詐欺で逮捕 元電通マンに“ライザップ恐喝”の過去

日刊ゲンダイDIGITAL / 2018年1月13日 15時5分

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井手が勤務していた電通本社(C)共同通信社

「恐喝」の次は「詐欺」だ。

 2015年6月、会社の買収資金名目で東京都中央区のグッズ販売会社社長(当時50)から現金2000万円をだまし取ったとして、警視庁は12日までに電通元社員の井手智(37)、無職の笹川真人(32)両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。2人は共通の友人を通じて知り合ったという。

 井手容疑者は当時、電通社員で、経営コンサルタント会社の役員を務めていた。

「『ラーメン店の運営会社を買収する計画がある。金が必要なので出して欲しい』と持ち掛け、その場で現金を詐取した。社長は笹川から『電通の社員を紹介する』と言われ、会ったそうです。実際に会社の登記簿を見せられ、電通の社員と知り合いになれば、今後、何かと役に立つのではないかと思い、信用したといいます。井手容疑者が役員を務める会社で買収話があったのは事実ですが、その半年ほど前にポシャっていた」(捜査事情通)

 井手容疑者はその1カ月後の7月に、RIZAP(ライザップ)に対する恐喝未遂で逮捕されていた。

「井手容疑者は、都内のジムに通っていた20代の女性が男性インストラクターから、『痩せないのなら薬を飲むしかない』と言われたとイチャモンをつけ、その上で『(やりとりを録音した)USBデータを手に入れた。買い取ってくれないか』と、3回脅迫した。笹川らと3人で同社に押し掛け、応接室で役員2人に『3億円払え。データを雑誌や世の中にバラまくぞ。会社として誠意を見せろ』と、現金を脅し取ろうとしたのです。あらかじめ通報を受けた捜査員が応接室の外で張っていて、現行犯で逮捕した。ただし金を取れなかったため、起訴猶予になったのです」(捜査事情通)

 当時は井手容疑者の勤務先が電通だったことは公表されなかったが、今回は一部報道で明らかになった。

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