埼京線で痴漢するため…兵庫から“遠征”した36歳男の手口

日刊ゲンダイDIGITAL / 2018年6月14日 18時37分

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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 痴漢をするために、瀬戸内海の小さな島からわざわざ遠征してきたというのだから、ア然だ。

 JR埼京線の車内で痴漢をした強制わいせつ容疑で、派遣社員の佐伯和彦容疑者(36=兵庫県姫路市家島町)が13日までに、警視庁板橋署に逮捕された。

 佐伯容疑者は4月9日、午後7時2分新宿発・川越行きの通勤快速に乗り込み、埼玉県に住む22歳の女性の陰部を複数人で触っている様子を撮影しようとした疑い。

 佐伯容疑者はインターネットの「痴漢体験告白」掲示板で、午後7時2分を意味する「1902が最強」という書き込みを見つけ、その電車を選んだようだ。

「痴漢が一番やりやすく、逃げやすいとされる『1の1』といわれる先頭車両の一番前のドアから乗車。ちょうど帰宅時間の車内は乗車率200%近いスシ詰め状態でした。掲示板を見て集まったと思われる5、6人の男たちとグルになって被害者の女性を狙い、周りを囲みました。新宿駅から板橋駅に向かう9分の間に、男たちの手が女性の股間に延び、パンティーに手を入れ、代わる代わるまさぐった。佐伯容疑者はその集団痴漢の様子を撮影したかったようです」(捜査事情通)

 佐伯容疑者は、カバンの端の部分に取り付けた10センチほどの黒い棒のようなものを、女性のスカートの中に押し込んだ。先端部分には、ライト付きの盗撮用カメラが仕込まれていたという。

 電車が板橋駅に到着し、もみくちゃになりながら降りて来た女性が「痴漢です!」と大声を上げると、乗客が女性の近くにいた30代の男を取り押さえ、すぐさま駆けつけた駅員が私人逮捕。佐伯容疑者も腕をつかまれたが、振りほどき、ホームを飛び降り、線路を横切って逃走した。が、駅の防犯カメラの映像と、投げ捨てられたカバンから佐伯容疑者が特定され、あえなく御用に。

「他の数人の痴漢はまんまと逃げおおせたようです。ちなみに、佐伯容疑者が住む家島町からは、フェリーと深夜バスを使い、ひと晩かけて上京してきたといいます」(前出の捜査事情通)

 佐伯容疑者は調べに対し、「痴漢のために上京したが、盗撮をしただけで、わいせつな行為はしていない」などと供述しているらしいが、そういう問題じゃないだろう。

 手馴れたやり口から常習性が高いと見て、余罪も含めた捜査が進められている。

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