天才が本気に? 広島・長野“練習宣言”で原監督に意趣返し

日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年1月24日 12時1分

写真

長野「注文が多いよ!」/(C)共同通信社

「噛んだんで、もう一回いいですか?」

 広島から巨人にFA移籍した丸佳浩(29)の人的補償として広島に新加入した長野久義(34)が23日、マツダスタジアムで入団会見に臨んだ。

 冒頭であいさつしたものの、前代未聞の「テーク2」を申し出て報道陣の爆笑を誘った。

 会見では「カープは練習が厳しいが、大丈夫か?」と聞かれ、「いや、練習は……できます。大丈夫です。何か練習しないように言われてますが、それはちょっと誤解が多いので(笑い)」と言い切った。

 発端は古巣の先輩である巨人の阿部。長野の流出が決まると「俺が見てきた後輩の中で一番練習をしなかったけど、一番天才型だった」とコメントした。

 さらに「長野が練習する男だったら、どんな選手になっていただろうか」と発言したことを問われると、「さっき訂正しましたよね。みなさん書いといてください」と返し、またも報道陣を笑わせた。

■阪神・藤川も「やりそうな気がする」

 巨人の原監督が「28人」のプロテクトリストに入れなかったのは、長野が「スロースターター」であることが一因に挙げられる。

 就任時、「夏ごろ、一軍に呼ぼうか?」と冗談めかして言ったこともある。春先に不調が続く悪癖が改善されないことが問題視された。

 その原監督が「開幕戦は長野が本塁打を打って丸が逆転本塁打を打つことが巨人の理想」と話していることを聞かれると、長野は「ちょっと、何を言っているのか分からないですね」と相手にしなかった。

 かつて「枢軸」と頼りにされた原監督への思いは、きっと複雑なはず。元指揮官を見返すべく、“天才”がついに本気になったのかもしれない。

 阪神の藤川は先週、「長野の方がやりそうな気がする。丸がダメなんじゃなくて、長野という選手を侮り過ぎじゃないか」と巨人をチクリとやっている。

 長野は昨季、116試合で打率.290、13本塁打、52打点。丸を獲得した巨人より、長野がV3広島に加入した相乗効果を他球団は警戒している。

日刊ゲンダイDIGITAL

トピックスRSS

ランキング