中島が早くも別メニュー…巨人40億円補強も戦力は丸のみか

日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年2月2日 12時0分

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ファンの求めに応じてサインする丸(C)日刊ゲンダイ

 広島からFA加入した丸佳浩(29)が1日、巨人のユニホームに初めて袖を通した。

 ファンと報道陣の注目を一身に集める中、5年ぶりV奪回の切り札はしかし、「変わったことをする必要はない。今までやってきたことを変えるつもりはない」と淡々。原監督は自身も背負った背番号「8」の動きに目を細めながら、「今までの中で一番輝いている『8番』じゃないでしょうか。少なくとも私が着けているよりは輝いていたと思う」とうれしそうだったが、本人には気負った様子はなかった。全体メニュー終了後、室内練習場へ移動して、打撃マシンを相手に1時間超、黙々とバットを振り込む姿に、キャンプ初日から視察に訪れた他球団スコアラーは、「なにしろ2年連続のMVP選手ですからね。必要以上にFA移籍の重圧を感じている様子もないし、大きな戦力になるのは間違いない」と警戒した。

 そんな丸と対照的だったのは、同じ新戦力でオリックスから移籍した中島宏之(36)だ。腰の張りでいきなりの別メニュー調整。米マリナーズから日本球界に復帰した岩隈久志(37)も一軍投手陣ではただひとり、ブルペン入りを回避した。

 中島は昨季、打撃不振と故障で77試合出場にとどまり、オリックスから自由契約。2017年秋に右肩を手術している岩隈は、昨季のメジャー登板はゼロ。シーズン終盤に1Aで3イニング投げたのみで、真っすぐの球速は140キロに届かない状態だった。年齢を考えればともに、過度の期待はできない。

■助っ人の活躍も未知数

「丸と同じFAで西武から加入した捕手の炭谷銀仁朗(31)に関しては、巨人の中でもいまだに、なぜ取ったのか、という声が聞かれるくらい。実績と経験はあるものの、西武の3番手捕手ですからね。新外国人の2人も未知数。期待はできても計算はできない」(巨人OB)

 新守護神候補のライアン・クック(31=前マリナーズ)は初日からブルペン入り。「早めに調整してきた」と胸を張った。中軸候補のクリスチャン・ビヤヌエバ(27=前パドレス)はフリー打撃で快音を響かせたが、OBが言うように、助っ人だけはフタをあけてみなければ分からない。

 オフに総額40億円とも言われる大補強を敢行したものの、結局、役に立つのは丸ひとり、となっても不思議はない。

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