平幕朝乃山が唯一1敗で “トランプ杯”争奪戦に白鵬歯ぎしり

日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年5月23日 12時0分

写真

悪癖の引き技で自滅した鶴竜(C)日刊ゲンダイ

 それを手にするのは誰か、いよいよわからなくなってきた。

 22日、1敗の横綱鶴竜(33)が結びの一番で、妙義龍に不覚。同じく1敗の栃ノ心(31)も阿炎に敗れ、トップを走るのは1敗の平幕、朝乃山(25)ただひとりという事態になった。

 とはいえ、星数こそ朝乃山がトップを走っているが、そこはまだ平幕。上位陣が食い合いをする間に抜ける可能性もあるものの、優勝争いは誰が有利とは言えない状況だ。

 今場所は千秋楽に米国トランプ大統領の観戦が予定されている。さらに優勝力士には「米国大統領杯」、通称“トランプ杯”を贈呈する予定があることを、安倍首相が20日、明らかにした。

 米国大統領の相撲観戦は史上初。そこにきて、仮にトランプ大統領が手ずからトロフィーを渡そうものなら、世界各国から注目されるに違いない。力士にすれば、自身の顔と名前を世界中に売るチャンスでもあるのだ。

 これに切歯扼腕なのが、休場中の横綱白鵬(34)ではないか。先場所に痛めた右腕が治らず、出場を断念。場所前はトランプ大統領の観戦も不透明だった。それがここにきてほぼ確実になった上、土俵内も頭ひとつ抜けた力士がいない。

 場所前は一度も相撲を取れなかった白鵬だが、とっさの運動神経と相撲技術、経験値はまだまだ他の力士の及ぶところではない。

「これなら、ぶっつけ本番でもオレが優勝できたんじゃないか……」

 なんて、今頃思っているかもしれない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング