阪神高山が復調気配 “放出回避”を誰よりも安心したのは?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年6月27日 9時26分

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ヤクルト入りも!?(C)日刊ゲンダイ

 復調気配を見せている。

 阪神の高山俊(26)である。故障で二軍調整中の福留に代わって左翼でスタメン出場するなど、ここまで43試合に出場し、打率.282をマーク。規定打席には到達していないが、近年は湿り続けていたバットから、徐々に快音が聞こえてくるようになった。

 明大時代に東京六大学史上最多の通算131安打を放ち、ヤクルトとの競合の末に、15年ドラフト1位で阪神入団。1年目から134試合に出場、打率.275、8本塁打、65打点で新人王になったが、2年目は打率.250、6本塁打、3年目の昨年は打率.172、1本塁打とみるみる成績を落としていた。

 阪神OBが言う。

「高山の打撃フォームは、大学時代にほぼ完成されていた。しかし、長打を狙え、二塁打を狙えと首脳陣にフォームをイジられているうちに、ガタガタに崩れた。そんな高山のことを気にかけているのが、プロ入りから2年間、二軍監督を務めた掛布さん(オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー=SEA)です」

 掛布SEAは17年限りで二軍監督を退任。当時の金本監督と育成方針が合わなかったといわれた。

「掛布さんはできうる限り、入団時の状態に戻すべきと考えていた。プロ3年目にいよいよ絶不調に陥ったこともあり、ドラフトの経緯を踏まえて母校(習志野高)の後輩であるヤクルトの小川監督に、冗談交じりで『高山を取ってやってくれ』と話したこともあったそうです。実際、チーム内には環境を変えてやった方がいい、という声がありましたからね。今は掛布さんも、少しは安心していることでしょう」(前出OB)

 もし今年も不振が続いていたら、ヤクルトに限らずとも、本当にトレード話が浮上していたかもしれない。

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