風俗嬢4700人で85億円荒稼ぎ 関西最大スカウトグループの巧妙手口

日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年7月23日 9時26分

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 約4700人の女性を風俗店に沈めていた関西最大の風俗スカウトグループ幹部を、京都府警が一網打尽にした。

 繁華街で声を掛けた女性を風俗店に斡旋したとして、府警生活保安課は10日までに、スカウト会社などを統括する大阪のグループ「Future Group(FG)」トップの加藤岳志(39)、傘下のスカウト会社「オールエージェンシー」の社長、坂口英樹(40)、経理担当の本田吉孝(35)、顧問の上田和也(40)ら4容疑者を職業安定法違反(有害業務の紹介)容疑で逮捕した。スカウト会社の下には12グループ、300人のスカウトがいて、約1年10カ月ほどの間に大阪、京都、奈良、滋賀でスカウトした約4700人を風俗嬢にして、女性の給料から10~25%の紹介料を搾取し、年間5億円売り上げていた。

「加藤容疑者はもともと、約200人が在籍しとったスカウト会社『絆』や風俗店、ホストクラブ、美容室、不動産会社を経営する『ディスエンタープライズ』の社長で、従業員はグループ全体で約1000人おった。2016年、女性を尼崎市のちょんの間に沈めたり、AVに主演させたりして、絆の代表やった上田容疑者と大阪府警に同容疑でパクられよったんや。2人は執行猶予付きの有罪判決を受けたんや」(捜査事情通)

 執行猶予中の加藤容疑者はさらに事業を拡大させ、求人やウェブデザイン部門を設立。グループ全体で85億円を売り上げていた。

■言葉巧みに女子大生を誘う

 京都では6月、同志社大ら有名私大の大学生が、疑似恋愛で女子大生らに借金を背負わせ、延べ262人を風俗店に沈め、9人が執行猶予付きの有罪判決を受けたが、それとは手口も違えば、まったく別のグループだった。

「女子大生がターゲットいうところは同じなんやが、スカウトした女の子にガールズバーやキャバクラの面接を受けさせて、『もっと楽して、むっちゃ金を稼げる方法がある。ベッドの上でただ寝とったらええんやから』とうまいこと言うて、風俗店に放り込んどった。落とす店はグループで経営しとるところがほとんどやから、金を回せる。二重においしいんや。そうやって荒稼ぎし、大阪の一等地にビルを所有しとった。そっちの筋との関係は確認できてへんが、あんだけ派手にやっとったら、目をつけられとるはずや」(前出の捜査事情通)

 これまで散々、甘い蜜を吸い続けただけに、またシャバに出てきても同じことを繰り返しそうだ。

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