遼2戦連続Vへ首位発進も…世界100位以内1人のみという国内ツアーの低レベル

日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年8月23日 12時0分

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連続ボギー発進から7バーディーを奪った石川(C)共同通信社

【長嶋茂雄招待 セガサミーカップ】初日

 石川遼(27)が勝った7月の日本プロから7週間ぶりに再開した男子ツアー。

「今週は松山英樹がプレーオフ最終戦のツアー選手権に勝つよりも、石川遼が2戦連続で勝つ方がよっぽど盛り上がりますよ」(ゴルフ記者)

 にわかに信じがたい話だが、ゴルフマスコミの間では取材対応がぶっきらぼうな松山の評判は悪く、リップサービス旺盛な石川に好意的だ。

 そんなマスコミの期待に応えるように、大会初日は石川が5アンダー首位タイと好スタートを切った。

 とはいえ、当たり前だが出場メンバーを見れば米ツアーのレベルにはほど遠い。

 30人しか出場できないプレーオフ最終戦のツアー選手権には、世界ランク(WR)50位までの25選手が出場し、残り5人も同74位以内。現役メジャーチャンピオンもぞろぞろいる。

 一方、今大会は同50位以内ゼロ。同100位以内も今平周吾(26=79位)ただ1人。トップ発進の石川は同178位だ。

「石川が日本プロに勝った時は、スポーツマスコミはメジャー優勝とこぞって大騒ぎでしたが、それも直後に渋野日向子が全英女子オープンに勝って、すっかり影が薄れてしまいました。渋野はメジャー優勝で世界ランク46位から14位(現在12位)まで上昇して東京五輪代表メンバー入りが濃厚です。男子プロも女子プロも海外メジャーに勝てば100ポイント獲得でランクが大きくジャンプアップします。しかし、日本プロが国内メジャーとはいえ、勝っても16ポイントしかもらえない。石川も本場のメジャーに勝てば、WR30位前後に上昇。マスターズ出場だけでなく、東京五輪出場の可能性も高まりますが、今週勝っても100位以内入りも不可能です。WRを上げるには国内ではなく、本場でプレーしなければ難しいのがよく分かります」(ツアー記者)

 石川は国内で勝っても世界で評価されないことは、米ツアー参戦経験があるだけによく分かっているはずだ。

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