巨人次期監督争い 指導歴ゼロ桑田vs“プチ独裁”阿部は「何もかも正反対」で火花バチバチ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2021年1月14日 11時40分

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(左から)桑田真澄一軍投手チーフコーチ補佐と阿部慎之助二軍監督(C)日刊ゲンダイ

 巨人がOBの桑田真澄(52)を一軍投手チーフコーチ補佐として招聘することになり、波紋が広がっている。

「全権」を担う原監督は12日の会見で「野球人として人間力、生きざまに興味がある。すごく勉強になる人」と説明した。

 東大大学院でも学んだ経験から、技術、理論などを投手陣に伝える役割を担う桑田も腕を撫す。野球界全般で「常識」とされてきた走り込みや投げ込みなど旧態依然の練習法を排除し、「今の時代はテクノロジーの進化がある。科学的根拠を添えて指導したい」とデータや映像を駆使した指導を行うとしている。

 とはいえ、引退後は一度もユニホームを着ておらず、プロでの指導歴はゼロ。ブチ上げる立派な理論も「机上の空論」と冷ややかに見る向きもあり、巨人内にもアレルギーがある関係者は多い。

 そんな原監督のサプライズ人事で、心中穏やかでない一人が阿部慎之助二軍監督(41)ではないか。

「そりゃそうでしょう。2019年終盤に原監督に『俺がいる間に指導者の修業を始めろ』などと説得され、現役が続行できるのに引退を決断。原監督に後継者候補と聞いたからでしょう。二軍監督からスタートしたのも、将来的な一軍監督就任を見据えてのもの。それが、指導者2年目が始まったこのタイミングで、対抗馬が送り込まれてきた。しかも原監督の手によってですから。阿部は二軍で“プチ独裁”のような振る舞いをしていて、球団内の評判は必ずしも芳しくない。物議を醸した『罰走』やこのオフ、ファームの全選手に筋トレを強制した『マッチョ化』指令など、スパルタ方式で練習量を重視する。一方の桑田は理論派で『練習は合理的にやる』がモットー。阿部は表裏のある人間ではないが桑田は違う。2人は考え方も人間性も正反対ですから」(チーム関係者)

 次期監督の座を巡り、これから火花を散らす関係になりそうだ。

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