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1個数十万円の最高ランクも! テレ朝局員がピンバッジ“転売ヤー”になったワケ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2021年9月23日 9時26分

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テレビ朝日社屋(C)日刊ゲンダイ

 ピンバッジ愛好家の間では「プレミア」として注目されていたらしい。

 テレビ朝日のスポーツ局所属の局員が、自社で製作した東京五輪関係者用のピンバッジをネット上で転売し、多額の利益を得ていた――と22日発売の「週刊文春」が報じている。

 記事によると、フリマアプリ「メルカリ」上で、<ドラえもん 東京2020 非売品 メディアピン>と記された、ドラえもんの五輪ピンバッジが1個2万~3万円で販売されていた。非売品だったことからネット上で問題視され、同社広報部は文春記者の取材に対し、転売に関わった局員について「厳正に対処します」と答えている。

 日刊ゲンダイ本紙は“転売ヤー”とされる同局員2人の実名と顔写真を入手したのだが、そろって若くて真面目な印象だ。

 とてもカネに困っているとは思えず、なぜ、非売品の「横流し」に手を染めたのか。背景にあるのは1998年の長野冬季五輪があるという。

 同五輪では競技期間中、街中で見知らぬ人や外国人とピンバッジを交換する“交流会”が頻繁に行われたといい、やがて珍しいバッジは売買されるようになった。そして製造個数が少ないバッジには、1個数万円~数十万円の値段が付いたという。

 とりわけ、愛好家の間で注目を集めたのが国内メディアのバッジで、テレ朝のドラえもんバッジは「最高ランク」だった。

 長野冬季五輪を機に長野市内などでピンバッジの交換会「長野ぴんずる祭り」を主催してきた、実行委員会顧問の山岸隆男さん(86)がこう言う。

「もともと、テレ朝を含む日本メディアの五輪バッジは希少性が高くて人気です。長野五輪でもそうでした。東京五輪では、テレ朝の関連バッジは3種類あるらしく、浅草の雷門がデザインされたバッジは1個数十万円だと聞きました。

 楕円形型のドラえもんのバッジも3万5000円くらいだったかな。メディアバッジではないのですが、テレビ中継で(シドニー五輪女子マラソン金メダリストの)高橋尚子さんが胸元に付けていた日の丸タイプのバッジは、放送翌日のネットで1個10万円くらいの値段が付いていたと聞きました。

 東京五輪は無観客開催だったでしょう。だから、メディアバッジの希少性がさらに高まり、どんどん高額になっているのだと思います。選手村や有明会場などではバッジを求める愛好家の姿が多く見られました」

 なるほど、テレ朝局員もその人気に目を付け、安易な気持ちで「小遣い稼ぎになれば」と考えたに違いない。ただ、ここまで高額になると偽物商品が出回る可能性もあるのではないか。

「はい。ネット上では日本メディアのバッジが相当数、高額な値段で出品されており、うかつに飛びつかない方がいいでしょうね」(前出の山岸さん)

 記事になったテレ朝局員以外もメディア関係の“転売ヤー”がいるかも……。

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