1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

木下優樹菜はただの“おしゃべりタレント” 芸能界での「夢よ、もう一度」は通用しない

日刊ゲンダイDIGITAL / 2021年11月25日 9時26分

写真

木下優樹菜(C)日刊ゲンダイ

【芸能界クロスロード】

「一度やったら辞められない」といわれる議員生活。木下富美子都議は7月の都議選で再選を果たしたが、選挙期間中に“無免許・当て逃げ”事故を起こしていたにもかかわらず居座っていた。

 都民だけでなく国民からも怒りの「辞めろ」のコール。都議会欠席が続いていることから、これまでの議員報酬は寄付等に回し受け取っていないが、このまま在籍すれば12月には200万を超えるボーナス。以後、4年近い任期で受け取る報酬は8000万近く。すべて税金で支払われる。「バッシングされても続けるのはお金しか考えられない」と誰もが思っていた。

 国民の気持ちを察するようにメディアも報酬問題を取り上げ国民の怒りに火が付くようにあおっていた。コロナ報道で改めて問われた「あおり報道」の在り方も、木下議員に関してはあおって追い込む効果があった。

 観念したように22日に緊急会見。辞職を発表した。もっと早くに決断すれば、ダメージも少なく済んだだけに、なんとも無駄な時間を費やしたと思う。

 芸能界でも同じ木下姓のタレント・木下優樹菜が芸能活動復帰に動き出した。タピオカ店に脅迫メッセージを送ったことを巡り訴えられた民事裁判。名誉棄損が認められ木下に40万円の損害賠償が命じられた。すぐさま木下は自身のユーチューブで涙ながらに謝罪。

「やっぱりみんなの前に立って仕事がしたい~」と芸能活動再開を宣言した。正確に言えば、「活動したい」と世間にお伺いを立てた。

 木下はすでに2年前に芸能界を引退。一時は他の仕事を考えていたというが、裁判の決着がつくや芸能界復帰宣言。ここに見え隠れするのもやはりお金の魅力だと思う。

 安室奈美恵に憧れ芸能界入りした木下。モデルからタレントに転身。里田まい・スザンヌとおバカタレントでブレーク。その後も元ヤンキーを売りにトーク番組で人気者になった。芸人・FUJIWARAの藤本敏史と結婚。2児の母になっても庶民的な明るいキャラでCMにも進出。ママタレ界の勝ち組になった。

「仕事も人気もピークも経験。ギャラもそれなりにある。“夢よ、もう一度”と考えるのが芸能界の魅力」(芸能関係者)

 いまだに復帰がかなわない宮迫博之がいみじくも言っていた。「お金儲けして早く隠居したい」と。

 スポーツ界も芸能界も才能で稼ぐ。世間は羨ましいと思う半面、どんなに稼いでも世間が納得できるのが類いまれな才能。才能さえあれば「さすが」と褒められる。俳優は芝居、歌手は歌で人々を魅了する。「お金を取れる俳優(歌手)になれ」という言葉もあるが、タレントには通用しない。木下はおしゃべりタレントだ。ある種の芸とはいえ木下に代わるタレントはいる。いなければ作り出すこともできる。タレントでも芸人は本業を持つが、タレントは本業で戻れる世界がない。不祥事だけで仕事を失う。

 木下の復帰哀願に芸能界も冷ややか。田村淳は「一本筋が通っていない」と批判的。「一緒に仕事をしたい人も使いたい番組もないでしょう」という業界の声も聞く。世間の反応がわかったのか、木下は改めてユーチューブで「テレビに出ることはないですね」と漏らした。別な形の出直しが得策と早々に復帰を撤回した。期せずして起きた2人の木下騒動もこれにて一件落着ーー。

(二田一比古/ジャーナリスト)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング