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スマホをかざすだけで人助け! 情報共有ブレスレット『アミーコ』

GIGAMEN / 2015年7月2日 18時0分

もし幼稚園児がおつかいの途中で迷子になり、お爺ちゃんが散歩中に体調を崩したら。不安で涙する幼児も、苦しさをおぼえる高齢者も、手首に『アミーコ(Amyko)』を巻いていれば安心です。

ハイテクなブレスレットにスマホをかざすと、画面上に緊急連絡先や治療に必要な基本情報が表示されます。専用アプリのダウンロードは不要で、スマホをかざすのは誰でも構いません。

アミーコは近い距離で二つのデバイス間で情報を共有できるNFC技術を採用しています。使い方は以下の通り。

連絡先や救急時に必要な情報(アレルギー、過敏症、血液型など)をクラウドにアップロードします。外出時にブレスレットを着用します。もし不測の事態が生じれば、着用者を含む誰でもスマホをかざせば、画面に必要な情報や身内の連絡先を表示されます。

gigamen_Amyko_Medical_Device01

深刻な社会問題解決の切り札に。

とてつもなく大きな可能性を秘めたアミーコ。例えば、認知症で徘徊している人が行方不明にならず、家族の元に帰れる切り札になるかもしれません。もちろん、いきなり近づいて、ブレスレットにスマホをかざすのは禁物ですが。

そして何より、今や多くの人が持っているスマホ一台を持ち歩くだけで、偶然出くわした、困っている幼児やお年寄りの助けになれるかもしれないのです。

gigamen_Amyko_Medical_Device02

イタリア発のプロジェクトである『アミーコ』は、米国のクラウドファンディングサイト「インディーゴーゴー」で資金調達を実施しています。

目標は8月上旬までに7万ドル(約860万円)。23ドル(約2800円、送料20ドルは含まず)を支援すると、日本に住んでいながら、ハイテクなブレスレットを手に入れることが可能です。

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