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米国シカゴ発 お酒が飲めるタコベルがあるって知ってた?

GIGAMEN / 2015年9月24日 18時0分

イリノイ州シカゴのウィッカーパーク地区は、若者の集まるお洒落な街として知られる。そんなウィッカーパークの一角にある有名ファストフードチェーンのタコベル(Taco Bell)は、他店とは一線を画している。同店は、米国で唯一お酒が飲めるタコベルの新形態「タコベル・カンティーナ(Taco Bell Cantina)」として生まれ変わったのである。

タコスにはやっぱりビールでしょ

タコスにはビールやマルガリータが似合う!そんな消費者の意見が多かったことが想像がつくし、競合店のチポトレではコロナビールが飲めるという事実も黙認できなかったはず。大人はどうしてもお酒を飲みたいのだ。ウィッカーパーク店は現在実験店としてオープンしているが、タコベル社は過去にもアルコール入りミルクシェイク販売のレストランのオープンを試みたこともある。

テクノロジーを駆使した都会派レストラン

少し子供っぽいファストフードから、お酒が飲めるようになって高級感のあるレストランへと移行する世代のヤングプロフェッショナルをターゲットにしているのだろうか。タコベル・カンティーナは、都会派レストランであることを売りにしている。デジタルモニターやアプリオーダー、オーダーの簡素化など、若者を意識した最新鋭のテクノロジーを駆使しているようだ。

シカゴ店お勧めドリンク「Twisted Freeze」

シカゴ店でお酒を飲みたければ、ぜひ試してみたいのがフローズンドリンクの「ツイステッド・フリーズ(Twisted Freeze)」。マウンテンデューやフルーツパンチ味などのスラッシーをベースにして、そこにラム、テキーラ、ウォッカのショットを好みで入れて、オリジナルのドリンクを作ることができる。間違ってもお子様が飲まないよう、IDチェックはきっとかなり厳しいはず。

サンフランシスコに2号店も

現在カンティーナ2号店のロケーションは、サンフランシスコを予定している。各店舗によってサーブするお酒の種類が異なるようで、シカゴではビール、ワイン、サングリア、フローズンドリンクなど様々だが、サンフランシスコ店ではビールとワイン止まりになるそう。

 

同じようなファストフード店が乱立する中での、生き残りをかけた策である。タコベルの創業は1962年ということだが、正直当初からあまり変わっている雰囲気が無く、最近はかなり押され気味。しかしこのタコベル・カンティーナは、正直かなり行ってみたい気持ちにさせてくれる。つまらないタコスやブリトーだって、素敵なお酒と一緒だと最高のディナーとして生まれ変わるのだ。

参照元:Consumeris

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