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テレビがデブリになりかけた!高度低いけど、気球で宇宙に行けたっていう話じゃないのかっ!?

GIGAMEN / 2015年10月2日 7時0分

今回は、ミュージックビデオを制作する為にマジで宇宙にテレビを打ち上げた!?という話を取り上げます。

なんとコレ、GoProのカメラと観測気球で実現させちゃったみたいですが、のっけからいきなり疑ってかかりますよ!

高度34kmだとまだ成層圏ですね

まず、厳密にはもう3.4倍ほど高度を上げないと宇宙には到達しませんので、テレビの電波は届いて当然という結論に至ります。

なので、今回のサブタイトルは「ソニーのテレビ、宇宙の近くへ行く!」となるはずです。

ちなみに、航空宇宙工学士の視点で幾つか気になる表現があったのでザックリ整理しちゃいますが、「惑星軌道」は「衛星軌道」という認識でお願いします。

ただ、今回はしっかりと軌道に乗ったワケではなく、観測気球にブラ下がって浮いているだけなので注意して下さい。

あと、ロケットじゃないのに観測気球でも「打ち上げ」になるのかちょっと定かではありませんが、とりあえずOKにしときましょうか?

また、途中でマッチムーブに失敗して画面の汚れや映像が筐体とズレて揺れているため合成っポイですが、もしそうだとしたら全てウソ臭く見えてしまい、感動が薄れちゃって台無しですよね。

なお、このテレビは最後に墜落したらしく、デブリ(宇宙空間に漂うゴミ)にならずに済んだだけでもホッとしました。

参照元:GIZMODO

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