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体に悪いものばかりじゃない!栄養士がすすめる7の「加工・包装食品」

GIGAMEN / 2016年1月10日 8時0分

多くの加工食品は、塩分や糖分が高かったり、添加物満載だったりで、あまり良い印象がないというのが正直なところですよね。添付の原材料名欄をチェックしても、まったく読めないものや得体のしれない化学薬品名がずらりと並んでいて、体に悪影響ありありだろこれ(汗)、と思わずにいられません。

ところが、加工食品や包装食品でも栄養士が、「ぜひ体に取り入れてほしい」とすすめるものも中にはあるんです。

1. ギリシャヨーグルト

タンパク質、カルシウム、そして体に良いバクテリアを多く含んだギリシャヨーグルトは、筋肉を増強し、慢性疾患のリスクを減少させ、免疫力を高めます。1日2回ギリシャヨーグルトを摂取することで、ストレスレベルを低下させる効果が期待できます。

2. 冷凍食品(野菜・果物)

1年を通して旬の果物や季節の野菜を食べられるばかりか、冷凍野菜や冷凍果実は新鮮なものよりも多くのビタミンと抗酸化物質を含んでいるといわれています。ただし、購入の際には必ず、余分(悪質)な物質を含んでいないかどうかを原材料名欄を見てチェックするようにしましょう。

3. 缶詰(魚類)

日本では魚の缶詰は好んで食されていますが、鮭、イワシ、ツナ、サバ、アジなどは私たちの体に必須とされている不飽和脂肪酸の「オメガ3脂肪酸」を多く含んでいるため、積極的に取り入れたいですね。オメガ3脂肪酸は、心臓の健康を促進し、高血圧のリスクを低下させる働きがあります。また肥満の心配なく健康的に脂肪を体に取り入れることができるので、缶詰ダイエットもおすすめです。

4. 精白していない全粒の麦や穀物類

全粒小麦、玄米、雑穀のキノア、そしてオートミールの一つであるスティールカットオーツは、食物繊維、抗酸化物質、ミネラルやビタミンが豊富です。栄養たっぷりでエネルギーに満ち溢れた日々を送ることができます。

5. 缶詰(トマト)

フレッシュなトマト、はじける皮、ジューシーな果肉、おいしいですよね。でも缶詰のトマトは、新鮮なトマトよりも多くの抗酸化物質「リコピン」を含んでいます。老化やガンの防止に効果的と言われるリコピンは、少量のオイルと一緒に食することで効果が倍増するとか。缶詰トマトのオリーブオイル漬けを常備菜としてつくっておくのも一案ですね。

6. ナッツ・種もの

心臓に良いとされる不飽和脂肪酸がたっぷり含まれたナッツや種を多く摂取すると良いでしょう。アーモンド、くるみ、ブラジルナッツ、ピスタチオ、ピーナッツを毎日食べるよう習慣づけると、心臓病による死を避けられるとか。それ以外にも、ガンや肺炎などによる死を避けることも可能だそうですよ。特にかぼちゃの種は亜鉛含有率が高いので、かぼちゃの種は捨てずにおつまみとしておいしくいただきましょう。オンライン検索すれば多くの「かぼちゃの種をつかったレシピ」を見つけることができますよ。

7. 缶詰(豆類)

キドニービーンズ、ブラックビーンズ、ピントビーンズなどの缶詰には食物繊維がいっぱい含まれています。サラダやスープ、パスタ、そしてディップに、といろいろな応用法があります。今では日本でも輸入物の豆の缶詰を買うことができますが、比較的塩分が低く、ぬめりの少ない日本の豆の缶詰のほうが調理しやすく、より健康的でしょう。

いかがでしたか?「健康」を考えたとき自然と新鮮なものを選んでしまいがちですが、加工食品、包装食品、冷凍食品のほうがより多くの栄養源を含んでいる場合もあるんですね。

仕事で忙しい一人暮らしの人や共働きの夫婦にとっては便利な加工食品。原材料をきちんとチェックすればこれらの加工食品を使って時短でより健康的な食生活を送れます。加工食品や冷凍食品を賢く取り入れてヘルシーライフを目指したいですね。

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