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運動すればするほど痩せる?!ダイエットにまつわる間違った5つの通説

GIGAMEN / 2016年2月5日 16時0分

誰もが一度はダイエットに挑戦したことがあるはずです。痩せるために寝る間も惜しんで運動、とにかく脂肪とつくものはすべて避けて、ありとあらゆる種類のエクササイズを試してみたり。

肝心の効果はというと・・・はっきり言ってイマイチだったという人が多いのではないでしょうか?

世にはダイエットにまつわる間違った通説が多くありますが、問題はそれらを信じたままダイエットに挑戦してしまっているということです。

通説1. 急激に痩せると体に悪い

実はこれ、必ずしもそうとも言えないんです。無理な断食をON&OFFで数週間続けて突然痩せてしまった友人を見たら心配になりますよね。でも、正しい食材、正しい量、正しい調理法をもってダイエットに挑んだという人が短期間で痩せたのであれば、心配する必要は無用です。

1日に必要な量のたんぱく質やビタミン、良質な脂肪をきちんと摂取すれば、比較的早く、そして健康的に痩せることが可能なんですね。

通説2. 政府や栄養士が推奨する「栄養成分表」や「食事摂取基準表」にそって食事をとることが大事

「厚生労働省」や「栄養管理士」の名を目にすると、ついつい正しい情報だと信じてしまいがちです。でも、政府機関やダイエットの味方である栄養士が提示している基準の数値は、年齢別のものがほとんどです。

30歳でも、1メートル85センチある男性もいれば、1メートル55センチの男性もいます。40代の体重48キロの女性と体重70キロの女性では、摂取エネルギーも消費エネルギーも違ってくるのが自然です。それに、毎日運動している人、運動を全くしない人、デスクワークの人、体を動かす仕事に就く人によっても、毎日の食事の内容と量は変わってきます。

通説3. 運動はすればするほど痩せられる、だから毎日の朝・夜2回のジョギングに週6日のジム通いは欠かせない!

極度の運動をすれば、確かに痩せるという目的は果たせるかもしれません。でも、ある時突然体重が落ちなくなって、ストレスをため込む結果に。

実は、運動のしすぎは、蓄積された脂肪が耐性を増すことになり、燃焼するのがかなり困難に。さらに、筋肉をはじめ、腰などに負担を与えてしまいかねません。

健康的に痩せるうえで運動は確かに大切ですが、ダイエットを成功させるうえで一番重要なのはやはり食事の内容と量です。健康的な食生活にエクササイズを組み合わせることで、ダイエット効果を上昇させることができるので、ハードな運動だけで健康的に痩せようというのは不可能という訳なんです。

通説4. 痩せたいなら、とにかく脂肪分を含むものは食べちゃダメ!

多くの人がダイエット=脂肪を完全カット、と思っているようですが、これも大きな間違いです。毎日の食事に脂肪は必要です。良質と悪質の脂肪を見極めて賢く食事に取り入れることが重要です。

マーガリンやファーストフードの食べ物に含まれるとされるトランス脂肪酸はコレステロール値を上昇させるため、心臓疾患の恐れが。一方、飽和脂肪酸が含まれる牛・豚の脂肪、パーム油、バターなどは、摂取したからといってすっきり引き締まった腹筋をゲットできるわけではありませんが、満腹感を与えてくれるため、食べ過ぎる心配がなくなります。

通説5. 友達に進められてジムで筋トレ、毎日のダンベルエクササイズでダイエット効果に期待!

これはあまり期待できない「ダイエット」法です。体重を落としたいのであれば、最も効果的な運動は有酸素運動です。ウォーキング、ジョギング、水泳などをメインのエクササイズとして取り入れるべきです。

これらの有酸素運動なしに筋トレばかりしていると、筋肉がつき、逆に体重が増えてしまう可能性が。

筋トレをしつつ、有酸素運動をするのが一番理想的なダイエット法です。適度な筋肉をつけることで、脂肪が燃焼されやすくなり、痩せたときにきれいなボディラインを手に入れることができますよ。

ダイエットの前に最も重要なことは、正しい知識を得ることです。正しい知識を得たら、あとは実践するのみ!

上記の通説を信じてダイエットに挑戦していた人は、正しい知識を頭にインプットしてダイエットに再チャレンジしてみてください。きっと満足のいく結果が出せることでしょう。

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