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新型アキュラNSXの量産第1号車が約1億5,000万円でハンマープライス!

GIGAMEN / 2016年2月20日 16時0分

1月29日、米国のアリゾナ州スコッツデールで開催された名車オークション「バレット・ジャクソン・オークション」において、「新型アキュラNSX(日本名ホンダNSX)」の量産第1号車が120万ドル(約1億5,000万円)という高額で落札された。同車が米国で発売されるのは春ごろになる予定。価格はベース・グレードで15万6,000ドル(約1,900万円)、フル・スペックでは20万5,000ドル(約2,500万円)になると発表されており、定価の6~7倍にもなる高値で競り落とされたことになる。

市販予定価格の6~7倍で落札したのは名門ヘンドリック・モータースポーツのオーナー

市販向けとして一番最初に製造される車台番号「VIN 001」の「新型NSX」を、自分好みの仕様でオーダーできる権利を獲得したのは、NASCARの名門チームであるヘンドリック・モータースポーツを率いるリック・ヘンドリック氏。

その収益は慈善団体「小児脳腫瘍財団(Pediatric Brain Tumor Foundation)」と、社会に馴染みにくい子供たちや軍関係者の子弟、神経行動学的な疾患のある子供たちをサポートするジョージア州の非営利団体「Camp Southern Ground」に寄付される。

量産第1号車のオークションの最高落札価格

オークションの主催者であるバレット・ジャクソン社はこれまでにも多くの量産第1号車を扱って来たことで知られているが、今回リック・ヘンドリック氏が落札した「新型NSX」は量産第1号車のオークションにおいての今までの最高落札価格となった。

オークションでは、新型シボレー「COPOカマロ」の第1号車が慈善福祉団体「ユナイテッド・ウェイ」のために30万ドル(約3,600万円)、ジェイ・レノが所有する2006年フォード「F-150 ハーレー・ダビッドソン」の第1号車には20万ドル(約2,400万円)の値が付けられ、こちらはアメリカの全国多発性硬化症学会に寄付される。

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