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「瞑想効果」で脳は劇的に変わる!

GIGAMEN / 2016年3月29日 16時0分

近年、呼吸法を用いたヨガやヨガの世界観が人気を博しています。アジアはもちろん欧米諸国でも呼吸法や瞑想法を日々の生活に取り入れている人が増えつつあるようです。

でも、そもそも瞑想って何???簡単に言えば、瞑想は精神を統一することです。座って精神統一できれば一番なのですが、それはさすがに難しいですよね。簡単に瞑想に入っていける方法としては、姿勢を正して座り、深呼吸を繰り返します。余計なことを考えず、とにかく自らの呼吸に集中するというもの。

そして瞑想は脳にこのような良い影響を与えてくれます。

1. 集中力アップ

現代社会は、常にストレスを感じるシチュエーションで満ち溢れています。職場での人間関係、プロジェクトの期日、学校の試験などはもちろん、電子機器を日常的に使うようになってから人はよりストレスをより抱え込むようになったといわれています。ストレスを感じると、集中力がそがれ、記憶力も低下してしまいます。

ですが、瞑想を習慣づけることで、およそ2週間後には集中力と記憶力が劇的にアップしたことがしっかりと感じられるそうです。職場での認識能力もぐんぐん向上するとか。

2. モンキーマインドにおさらば

モンキーマインド(猿の心)とは、その言葉通り「猿のように、バナナを手に持っているのに、違うバナナを見せられると手に持っているバナナを捨てて新しいバナナを取る」、そのような一つのことに集中できない散漫な気持ちの状態を指します。

ぎくっ!とした人、多いのでは?そのモンキーマインドを抑える効果があるのも瞑想です。

脳には、「デフォルト・モード・ネットワーク」というネットワークがあるのですが、ぼーっと何もしていないときに発動して、結果いろいろと考えては気持ちが落ち着かない状態に。

瞑想は、そのデフォルト・モード・ネットワークを抑え、あっちこっちに散らばった気持ちや心を落ち着かせてくれます。

3. 脳の灰白質が増強

1日30分の瞑想を続けると、8週間後には情報処理の役割を担う脳内の灰白質が増強するそうです。学習能力、記憶能力、感情制御能力が向上し、さらには灰白質の増加でアルツハイマー病を予防するとも言われています。

4. 不安感やストレスが軽減

ストレスがたまると、食欲が低下したり、頭痛があったり。ひどくなると動悸を覚えたり、不眠症になったりするので、日々の生活でストレスを軽減することは大変重要です。

正しい瞑想法は、安定剤や鎮痛剤にも値するほどの効果があるのだとか。

なかなか落ち着くことができない忙しい現代社会に生きる私たち。だからこそ、安全で効果的な瞑想を取り入れてみたいですね。

瞑想はやり方がいまいち分からなかったり、即効性がないため、あきらめてしまう人が多いようですが、1日短時間の瞑想で大きな効果を得ることができるので、「とにかく継続すること」を頭に入れて、まずはゆったりする時間を設けてみることから始めてみてはいかがですか?

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