現代技術で蘇るレトロマシン
GIGAMEN / 2016年3月28日 7時0分
シルバーの楕円形ボディーに粋な黒のストライプが入りフロント部に剥き出しで鎮座するタイヤにはワイヤーホイールが備わる。
その風貌は現代の車とは一線を画したまさにシンプルイズべスト、その姿は実に美しい。
おっと失礼、つい見とれて紹介が遅れてしまった。
この車は知る人ぞ知るイギリスの自動車メーカーであるモーガンの3ホイーラーをベースに電気自動車として新たに発表したEV3である。
伝統と先端技術の集合体
このクラシカルなルックスを見て誰が電気自動車だと想像するだろうか。
まさにヴィンテージと現代モダンの理想的な融合といっても過言ではない完成度だ。
なんとこのEV3、フレームはモーガンの伝統的工法の木製で、職人によって仕上げられるそしてボディーには金属と一部カーボン素材を採用している為、軽量化に大きく寄与している。
電気自動車なので当たり前なのだが、この風貌でチャージケーブルをつないで充電している姿はとてもシュールだ。
カッコつけ続けられる 余裕の航続可能距離
EV3はその見た目通り一人乗りで、もちろん屋根なんかない。
もろに自分の顔が外に見えてしまう、しかしこんなクールな車に乗る伊達男はそんなことお構いなしだし、むしろウェルカムだろう。
だが忘れていけないのは電気自動車であることだ。
その解放感に身を任せ、ついつい走り過ぎてしまい残りの航続可能距離を気にしながら走るなんてせっかくの伊達男が台無しだ。
まだまだガソリンスタンドほど充電スポットは整備されていないのが現状でエネルギーの補給も容易ではない。
そんな心配を払拭するのがEV3の航続可能距離である。
先ほども紹介したがボデーの一部をカーボン化するなど軽量化を追求した結果、車重はなんと500㎏、その恩恵を受け航続可能距離は241㎞にも達する。
これだけあれば余裕を持ったロングランも十分に可能だろう。
現代技術で蘇る3ホイーラーでオールドブリティッシュな風を感じるのも現代社会で生きる私たちにとって実に小粋で紳士的ではないだろうか。
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