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細胞から臓器を印刷どの程度? 3Dプリンターって、本来何に使うんだっけ?

GIGAMEN / 2016年6月12日 17時32分

今回は、ボストンで催された内分泌学会でノースウェスタン大学が発表した研究内容について取り上げます。

ポイントはズバリ!3Dプリンターで作ったゼラチン質(動物性コラーゲン)の人工卵巣に卵子関連の細胞を入れマウスへ移植してみたらなんと、卵巣内部まで毛細血管が通って女性ホルモンがミルミル復元したかと思えば、ついに妊娠・出産まで成功しちゃったそうですよ。

つまり、より本物に近い卵巣が完成したのではなく、新たに妊娠・出産機能を搭載した同等品を移植・定着させたイメージが強いですが果たして、そのうち神経系とかもプリント移植できちゃうのでしょうか?

夫が単身赴任でも不妊の心配なくなるかっ!?

まず、少し前まではやっとこさ人工血管が作れるレベルで、臓器だって精々手術のシミュレーション活用程度に留まっていたワケですから、再生医療と3Dプリントのコラボから今後も目が離せませんよ。

結局のところ、もう他人(親・兄弟等)から移植とかしなくても、体内で欠損しているパーツや機能不全に適合させた人工器官を3Dプリンターでチャチャっと作って入れ替わりでオーグメンテーション(体内埋込増強)していけば、それで十分ですね。

個人的には、若い頃仕事で酷使しちゃった腰がめっちゃボロボロなので、一刻も早く椎間板をプリントしてほしい!と切に願ってしまいます。

記事参照元 http://www.gizmodo.jp/

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